はじめてユーザー車検を受けたとき戸惑ったのが提出書類の書き方です。
今回は2回目ということもあり、スムーズに記入することができました。
車検で必要な書類についてまとめてみます。
(1)自動車検査票
検査の結果を記入する用紙です。
検査ラインではこの用紙をもってまわり、すべての検査に対して合格印がもらえると無事新しい車検証が交付されます。
自動車検査票は、自動車検査証(車検証)を見ながら記入します。
[自動車登録番号又は車両番号] ナンバープレートの番号のことです。
[原動機の型式] エンジンの型式番号です。
[車台番号] バイクの製造番号のことです。バイクごとに番号は異なります。
原動機の形式と車台番号はバイクに打刻されていますので、同一性の確認の検査のときに一致しているか確認されます。
検査官に打刻されている場所を質問されることもあるので、事前に確認しておく必要があります。
シルバーウイングの打刻位置は下記を参考にしてください。
http://blog.goo.ne.jp/pf11/e/b3c0c143a709e0ff479daa2bb6d7fb58
[走行距離計表示値] オドメーターを見て書き込みましょう。
[手数料納付書] 国の印紙400円、検査法人の証紙1,300円を貼り付けます。
[使用者の氏名・受験者名および連絡先] 車検証に記載されている使用者(所有者)の住所・氏名・電話番号を記入します。
[予約] 予約した日・ラウンド・番号を記入します。愛知運輸支局の場合、15日前からネット予約できます。
[前面ガラス 有・無] オープンカーに対する質問のようです。ここは何も書きませんでした。
(2)自動車検査証
いわゆる車検証です。車検証は期限付きの道路の運行許可証です。もし車検証がない場合は、付いているナンバーを管轄する運輸支局で、車検証再発行手続きを行いましょう!
(3)継続検査申請書
車検証をコンピュータで発行する為に必要なOCR用紙のことです。
上半分のピンクの枠内は鉛筆で記入し、下半分はボールペンで記入します。
当然ながら折り曲げないように気をつけなければ行けません。
たくさんの記入項目がありますが、次を記入すればOKです。
[7有効期間] バイクの場合は一般的な乗用車ですので「4」を記入します(2年検査車という意味)。
[21自動車登録番号] ナンバープレートの番号のことです。
[22車台番号] バイクの製造番号のことです。自動車検査票に記入したものと同じです。
[100走行距離計表示値] オドメーターに表示されている総走行距離を記載します。
[申請者・受検者] 自動車検査証(車検証)に記載されている使用者(所有者)の住所・氏名を記入・捺印します。
(申請人と受検者が違う場合は、申請人の欄に車の使用者(所有者)の住所・氏名を記入し、受検者の欄に受検に来た人の住所・氏名を記入します。)
他は空欄でかまいません。
(4)自動車重量税納付書
重量税納付額の印紙を貼る用紙です。車種により金額が違いますので、窓口で尋ねましょう。
自動二輪は、3,800円(2年)です。
(5)軽自動車税納税証明書
毎年4月1日現在の自動車の保有者に対して課される税金ですが、納付していなければ車検が受けられません!
紛失された人は市町村役場で再発行してもらいましょう。
(6)自動車損害賠償責任保険証明書
自賠責保険は強制保険ですので、車検時には24か月分で加入する必要があります。
車検当日に更新手続きをすることができます。
運輸支局敷地内に窓口があるところと、近辺に保険代理店があるところがあるようです。
(7)点検整備記録簿
点検・整備を記録する用紙です。
定期点検は義務づけされていますが、点検・整備するのは業者でなくてもかまいません。
(2)(5)以外の用紙は運輸支局の窓口で購入できます。
ちなみに愛知運輸支局ではは35円でした。
書類を書くのは面倒ですが、難しいkとではありませんし、わからないところは教えてもらえます。平日に1日(半日)休みが取れればユーザー車検はできますよ。基本的に自分で整備・点検するわけですが、できないところはショップにお願いすれば良いかと思います。
実際の用紙、記入ポイントなどユーザー車検を考えている人には心強いですね。