デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



二日連続で「教会」に関する記事になるとは(笑)。

地下鉄サン・ジェルマン・デ・プレ駅を地上に出ると、旅行好きが目を奪われるような歴史を感じさせる由緒ある教会が建っていた。教会の名称はサン・ジェルマン・デ・プレ教会。数学嫌いには嫌われている?デカルトが眠っている教会だ。
教会を一目見た瞬間、「充電はあとでいいや」とコロッと意識が変ってしまい、中に入ってみたくなったのである。
午前にしては礼拝者が多いなと思ったら、日曜だったのだ。年配のボランティア?のおじさんから日曜礼拝のプログラムが書かれたビラをもらった。


ミサには何らかの心を打つ神秘的なものがありますよ。

と、その時、私はサン・ジェルマン・デ・プレにて望んでいたものを目にすることができた。教会の中に私のプラグに合うアウトレット(コンセント)があったのである! 不謹慎なようだが、そのとき思った、神はいる!\(^o^)/
二つのバッテリーのうち、消耗が激しい方を充電させていただきながら、フランス語が分からないなりに、会堂に響き渡る賛美歌をハミングしながらありがたくミサに出席する私であった。もちろん、ちゃんとミサでの寄付に加えて、電気代以上の寄付は教会におこなったよ。















旅行ガイド本の受け売りになってしまうが、サン・ジェルマン・デ・プレ教会はロマネスク様式の教会で、ゴシック式の教会みたいに計算された威容を誇る均一性は感じられない。だが、そこがまたいいと私も思う。






ミサが終わったあとも、今後のことも考えて、予備の方も充電することにした。
充電が終わるまでの間、ルーヴルで買った絵葉書を日本に向けて書いた。最初の人には「ルーヴルの絵に感銘を受けました!」みたいな改まった感じの文面なのだが、枚数が進むにつれ、だんだん「フランス語は宇宙語です」みたいな町を歩いての率直な印象を、綴ってしまうのだった。
充電が終わると丁度お昼どきになっていた。

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