デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



朝、水を流し街路を清掃する光景

パリの二日目、ユースホステルでの朝食は、長い机と長椅子にいろいろな国の人々と肩寄せあって食べるものだった。外国のユースホステルは、何らかの形で朝食が出るところが多い気がする。(日本でユースホステルといえば、近年はどうか分からないが、私の子供の頃には自炊が基本だった気がする。とはいえ、どれも町なかのユースではなかったのだが…。)

この旅では小さい失敗から大きい失敗まで、たくさん失敗をしたのだが、デジカメの充電もその一つ。フランスで使われるC型およびSE型のアウトレット(日本で言うコンセントのこと)に対応するプラグ部品を持って行ったつもりだったが、私はこちらの下の方の画像にある、三つ口のタイプや平べったい二つ口の形状が使えるプラグの存在を知らず、これらに対応したプラグを持っていなかったのだ。ようするにユース内では充電できなく、プラグを日曜で開いている可能性が低いパリの店に探しに行った。
ユースの近くのスーパーには、そもそもプラグなど置いてなかった。無い物は無いのでさっさと店を出ようとすると、レジを通らない私を不審に思ったのか、警備担当のゴツい男が目の前に立ちふさがった。エッ?と思ったが、かばんの中を見せてから、プラグのことを説明すると、表情の硬い彼は言葉少なめに近くの電気店を教えてくれた(笑)。
教えられた電気店にも対応プラグは無かった。よくよく考えれば、日本国内の国際線が出る空港や大手電気店で売られているようなものを、外国の一般の電気店で扱っている可能性が低いのは当たり前だ。でもそのときは真剣に探した。
どこかで私の持っているプラグに合うアウトレットを見つけようと思い、内心行ってみたかったところでもある、パリ大学に行こうと決めた。なぜパリ大学なのか、と今から思うと不思議なのだが、大学街にはカフェがたくさんある、という適当な見当から思いついたのかもしれない。カフェでコーヒー1杯で粘って、充電させてもらおうと…。
というわけで、9時半ごろ地下鉄のサン・ジェルマン・デ・プレ駅に降り立った。


サン・ジェルマン・デ・プレ教会横のアベイ通りを入り、
少し歩いたところのフュルスタンベール通り。ここには
ドラクロワ記念館がある。旅行ガイドブックによれば、
この周辺は映画の撮影でもよく使われるとのことだ。
そういえば映画で見かけたような見かけないような…


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