デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



下の記事の雲を撮った日、久しぶりに大阪へライブを聴きに行った。
そのライブというのが、19:30から22:45まで楽しみっぱなしという、すさまじいものだった。
出演者は砂川たかゆきさん、タジアンラジアンさん、そして西沢和弥さんとTOM石川さん。


砂川たかゆきさん

O.A.で出演の砂川さんはMCで自分の歌への気概を静かに語りつつ、日々の自分の思いをテーマにした曲を、ギター一本で歌い上げられた。とくに受話器をテーマにした歌、月を実家の祖母さんにたとえた愛情溢れる歌、一週間で想い人への思いが膨らんでいく歌が、とても印象に残っている。MCのなかで自分の髪の毛を6mmにそろえる話、ちょっと共感できた(笑)。


タジアンラジアンさん

スチールパンとギターを自在に操り、ライブのテンションを一気に上げたタジアンラジアンさん。カリブ海や南米をイメージさせるノリのいい曲、泣かせる曲、ライブ直前に作った曲など、バリエージョンも豊富で、始終楽しい演奏だった。大阪独特の軽妙な笑いのトークでお客さんをつかんで離さないだけでなく、トリの西沢和弥 with TOM石川さんへのつなぎもすばらしくて、感心するばかりだった。


西沢和弥 with TOM石川 - 「となりのじいさん」

真打ちの西沢和弥 with TOM石川さんは、歌謡曲のいいところ、フォークソングのいいところをふんだんに取り入れたどこか懐かしいサウンドに加えた、生活臭漂う詞を歌い上げられた。歌詞を聴いていて、私は日本の純正フォークはこういった感じではないか、と思った。ここではあまり語らないが、西沢和弥 with TOM石川さんの「となりのじいさん」という曲をYouTubeに上げていますので、聴いてみてください。しっかりした技術に裏打ちされた演奏だけでなく、年配者が歌う、地に足のついたフォークソングの歌詞がきっと心に染みると思います。

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