デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



不覚ながら結果的に駐車違反の反則金を取られることに相成った。ゴールド免許とはしばしのおさらば?である。
11月2日午前中にショートステイしていた祖母が脳梗塞を起こし、日赤病院に救急搬送されたと連絡が入り、車で病院に駆けつけたが、街の真ん中にあるような便利な場所にある病院ほど自家用車の駐車に苦労するとおり、病院の駐車場はおろか民営の駐車場も満車状態だった。
どうにも仕様が無いので、路上のパーキングメーター(1時間以内に車を移動させねばならない)を使用し、車を止めて面会に院内に入ったわけだが、病院内では身内や親戚の連絡、ショートステイ先の担当者との話や、手続き等の知らせ受けたり、病状を先生から説明されたりと、1時間なんてすぐに経つ。
タイミングが最悪だった、一時間経とうとしている頃に入院手続きの話をされて、車のことなんて頭から飛んでしまった。
入院手続きの連帯保証人の名前を書いてもらうために、伯母のところに行こうと車を出そうとしたときに、無情にもフロントガラスに駐車違反の紙が貼られてあった。しかしおもしろいことにしばらく気づかずに運転していた。それに気づいたらその紙が何とはなしに他愛のないものに見えた。違反していたなんて気がさらさらなかったし、今でさえ「だから何だ?」と思う。
これを読んでいる方には、他山の石で、緊急時でもぬかりなく車を移動させたり、駐車場がなさそうな病院には公共交通機関で行くなりしてほしいと思う。
病院での手続き等が一段落したあと、家の近くの交番に寄った。交番のスペースに車を止めると2人の警察官がパトロールに出ようとしていた。交番を留守にされるかわからなかったので、私は車の窓を開けて駐車違反の切符を見せた。二人の警察官は交番の中にまだ人がいるから手続きしてくださいと言ったが、私が違反した場所を聞いた途端おうむがえしに場所の名を口に出してあざけるような含んだ笑いを発しつつパトカーに乗り込んだ。
交番に残っていたあと二人の警察官は最低限のことを尋ねたあと、事務的に粛々と反則金の納付書を作成していたが、パーキングメーターでの「うっかり違反」は記入項目が異なるらしく、普段慣れないものだからなかなか交通反則告知書を作成できないでいた。しかし最後に違反の理由を私に訊ね、私が経緯を話すと酷く同情してくれた。いろんな意味で世の中こんなもんだなぁと思った。

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