1/28(月)
誰にでも寛ぐことができる空間なんてあるんだろうか?
例えば豊橋から渥美線で南下すると、どうにもいけない。
夕暮れ時や冬、その弱い日差しに照らされる田端を見ると、
筒井康隆の「乗越し駅の刑罰」の世界を構成してしまうのだ。
しかし、嫁さんはむしろ和むんだから、どうなっていることやら。
まあ、育った環境は違うし、そもそも趣向も違う、
万人に共通の思いなんて、ありえないのかもしれない。
それでも昨日はマシだったんだと思う、
ベッドの中で固まったまま、
出ようという意識が芽生えないのだ、30分以上も。
寒いという理由で休ませてもらえる会社なんて・・・
当然、我が社にそんな素敵な制度はないので、起き上がるしかない。
めざましテレビは天気予報の背景で成田空港を流す。
吹雪のような有り様に驚いて、窓を見る。
いやあ?雨も雪も降る気配すらない。
しかし、7時過ぎ、シャワーを浴びながら気付く、
磨りガラスの向こうで何かがおきていることに。
しかし、30分も経たないうちに降雪は終るけれど、
黄色いマーチのボンネットはかなり白い。
道路は問題ないし、階段だって。
アホらしいぐらいに寒い報酬、
昨日ほどではないけれど、しっかりと富士山。
山頂まで見えるとはねえ、雪が降ったのに。
東京は助かったけれど、千葉はひどかったらしく、
先輩は駅まで出るバスが動かずに・・・いや、先輩はいい。
課長がやられたのだ、雪ではなく、A型に。
予算を引き受けることにする、
しょうがないけ、こればっかりは。
取締役からは課長も、とは言われたけれど。
ただ、金曜日までの考え方とはちょっと違う。
さすがに手間取るけれど、まあ、なんとか。
さらに次のモノに進もうとするけれど、
これは考え方から整理なので、一旦、終了。
表に出るとキレそうなぐらいの冷たさ。
日向はいいんだけれど、日陰はどうにもならない。
日テレ通りを進んで靖国通りに出る。
靖国神社方面へ向かって300mぐらい?
じょんのび
というか2階のてっぺんなる店なのか、
渾然一体となったラーメン屋。
ただ、どっちが何ラーメン?
何がなんだか、さっぱりわからん。
正解なのか?この店構え。
じょんのびとは新潟弁らしい。
のんびりゆったり心地いい
そんな意味らしいけれど。
13時過ぎの店内にお客さんはいない。
確かにくつろげるかもしれない、
ここまで客がいなければ・・・。
食券機は店の外、ココで味噌ラーメンという選択、
それをするべきだったけれど・・・
ランチセット(800円)
醤油ラーメンに唐揚げと小ライスがつく。
唐揚げに釣られるなんて、いやはやどうにも。
魚介に豚骨、そう謳うスープは、まあ見事な・・・。
悪くはないけれど、いや、別に。
麺だって悪くはない、しかし、まったくほぐしていない。
だから、1回で大量の麺が口に・・・
入らないから、丼にへなちょこな麺が逆流する。
チャーシューは厚いだけであまり意味はない。
メンマにしたってモヤシにしたって、どんな役目を?
唐揚げは店オリジナルかもしれない。
しかし、心をとらえるようなレシピではない、
香辛料の使い方とか・・・。
食べている間にどんどん人が増えてくる。
そして店長と料理人のデカイ話し声はエスカレートする。
家賃の額なんて聞きたくないし、
まして、自分が作りたいものだけを作るんだ、
なんて、エゴ丸出しのオヤジにはうんざり。
ココを積極的にいいと言う人って?
くつろぎとは無縁な店だったような。