ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

うみがめまつり書道パフォーマンス2024告知

2024年07月03日 | 日記
7月3日(水)です。夕方、書道文化館1Fで、学生が書道パフォーマンスの練習をしていました。四国大学の学生GPグループ「蒲公英(たんぽぽ)」です。
メンバーは、2年生の小林美紅、佐藤和夏、中川翔大、松本詞葵、4年生の大畠ひまり、の5名です。
7月13日(土)の17:15~17:45、美波町でおこなわれる「うみがめまつり」で公開する書道パフォーマンスです。



お近くのかたは、ぜひお出かけください。


留学生への書道指導2024

2024年07月03日 | 日記
7月3日(水)です。四国大学で学んでいる留学生4名に、書道文化学科4年生の竹部舞が、3回にわたって書道を指導しました。彼女は私のゼミなのですが、書道の初心者や外国人に書道を楽しく体験させる指導の方法について卒業研究しています。その一環で実施した授業です。留学生は、中国からの学生が3名、カンボジアからの学生が1名です。中国人留学生には、書道の経験が豊富かと思えばそうでもなくて、小学校の時にほんの少し学んだだけで、筆も久しぶりに持つという感じです。カンボジアは漢字文化圏ではありませんから、書道はほとんど経験がありません。

まず、1回目は1文字を4人で1画ずつ書いていく合同制作です。


次の回は、色紙や団扇への作品制作です。




最後は、色や工芸などを使用したアート書道です。



いずれも、留学生たちはとても楽しそうに取り組んでいました。この4名は私の書道の授業の受講者ですが、私の授業では書道文化学科の学生と共に、蘭亭序や空海の書の臨書学習が中心ですから、なかなか「楽しめる授業」という感じではありません。竹部さんが考える「楽しい体験授業」というのは、このような自由な活動が入っているスタイルですので、留学生はとてもよい経験ができています。竹部さんの研究も大いに進みました。
インバウンドの書道体験講座などでは、このような活動が取り入れられ、出来上がった作品をお土産に持って帰国できるようなのが良いと思います。

徳島マルシェ藍フェア2024

2024年07月01日 | 日記
6月30日(日)、標記のために8時に大学に集合し、自家用車で新町川公園に学生を引率しました。午前中のメンバーは、院生の西村美咲、4年生の新垣祐樹、1年生の大野可愛 、高橋叶愛の4名です。小雨が降っていましたが、9時ごろからお客さんが来はじめ、作品注文に対応しました。

隣のテントでは生活科学科のメンバーが自分たちで制作した藍染製品を販売していました。前のテントは徳島県立城西高校のいメンバーが藍染製品を販売していました。



ウッドアイビスの新居綾路さんも来られました。今年は開店40周年ということで、その内容を高橋が藍墨で色紙に書いてお店に飾ってもらうことになりました。大野はうちわに書いています。


後日、ウッドアイビスに色紙が展示されていました。隣の野菜の表示は、書道文化学科の卒業生で、現在は阿波市を代表する農業青年として活躍している藤井宏君が作っているものです。1週間に一度、新鮮な朝採り野菜を持参して置き販売していますが、最近人気沸騰で2~3日で売り切れます。



テントの前では、徳島県の4大学の阿波踊り連の共演もあり、四国大学連も登場していました。


午後は、院生の西村だけが残り、3名の学生はメンバー交代しました。2年生の秋野友那、田邊華子、戸次李歌の3名です。
院生の馮琳凱もお客として訪問し、「文学研究科」と書いたうちわを注文してくれました。


この日は、藍フェアですので大学の徳山さんが作成された藍墨で書くため、藍に関わる言葉の注文もありました。「青は藍より出て藍より青し」の色紙を2種類の表現で書き分けてほしいとの依頼があって、田邊がいろいろ考えながら書いているところです。もう1枚は隷書の筆法を加えました。


徳島の有名な「左うちわ」の阿波踊り名人が来られました。この日は孫悟空のコスプレです。恐竜のコスプレの時もあります。イベントごとにコスプレで参加し、一人で阿波踊りを披露されます。戸次がうちわに「左」と書きました。


この日は14時で撤収しました。
午前・午後合わせて30点強の注文でしたが、学生は楽しかったようです。お疲れさまでした。