花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

バクチノキ

2009-01-17 | 2009年花散策
花散策
名前と木肌で納得 牧野②
今日も牧野植物園に同じコースで行ってきた。花散策だったし講師も違っていたのにこの木の説明をしてくれた。なのでとっても記憶に残っている。
    
実は2センチくらいあって大きい。
         
木肌は赤い。
バクチノキ バラ科・命名のわけは?
ある程度太くなると樹皮がウロコ状にはがれ、その後鮮やかな赤褐色となります。この様子をバクチに負けた博徒が身ぐるみはがれ、赤裸のまま賭場から放り出された姿になぞらえてこの名が付いたといわれています。江戸時代には博徒の信仰の対象になったとも。このいわれを知って見ると、はじめてこの木を見てもそれとわかるくらいあかいです。
 この木は常緑樹で、その分布は房総半島から西の本州、四国、九州、沖縄の太平洋岸に限られており、標高の高いところには生えることのできない暖地性の樹木です。葉はやや革質で葉縁に鋭い鋸歯があり、なんとなくタラヨウに似ていました。でも、モチノキの仲間ではなく、バラ科サクラ亜科に属しています。このことは、花がウワミズザクラに似ているのでわかるそうです。それよりもなにより、葉の上の方に一対の密腺があることからわかるといって葉をちぎって見せてくれました。バラ科の特徴だそうです。一つこれで賢くなりました。 日本産の常緑性のサクラはバクチノキのほかにはリンボクがあるだけで、開花時期も春ではなく秋の9月ごろですのでサクラとしては例外的。秋に花が咲いて今こんな大きな実がついているのです。花の時期に来て見たいです。
 私は賭け事はしませんが名前が面白い木の代表として前から気になっていた樹木です。木肌が変身を遂げるのも面白いですねえ~。
        
近寄って赤い木肌がわかる様に写してみました
コメント (2)
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