花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

ツバキ

2009-01-20 | 2009年花散策
花散策
早春に木に咲く花の代表牧野5
五台山にはツバキの品種が多くあると昔聞いたことがある。最近はその話をきかないから減ってしまっているのだろうか。園内ではなく他の場所に椿園があったと記憶している・・今度行った時に確かめるとして牧野植物園内にもいくつも見られたので紹介します。まだ咲いていないのが多かったのでしばらく楽しめそうです。
ツバキはわが国の固有種。語源は葉に艶があるから・・「つやばき(艶葉木)」それからツバキとなった。園芸品種が多くあってその原種は「やぶつばき」と「ゆきつばき」です。そのやぶつばきの白がありました。この前の寒さにあたり白がそこなわれていたのが残念でした。初めてみました。
    
ツバキは私の小さいときには側にあった木です。と言うのは「しば餅」を包むのがこれだったのです。近くの山に行っては採って来てしばしばお餅を作っていたのです。花は蜜を吸うための物でした。観賞するものでもありましたが甘みをもらうものでしたから手当たりしだい吸っていました。それだけ身近にあった花がヤブツバキです。でも、白は初めてなので本当に驚きました。品種に白いのがあるのでかんがえたら当たり前ですよね。
    
半八重のヤブツバキ
    
タイワンツバキ(ツバキ科・タイワンツバキ属)
    
種 ヤブツバキとはまったく違う種の形です。
中国南部からインドシナ半島、台湾に分布。葉の形は丸みを帯びていなくて長円形で少しだけ中国南部からインドシナ半島、それに台湾に分布しています。高さは
15メートルくらいになります。葉は光沢のある濃緑色の長円形で、わずかに鋸歯があります。10月から咲き始めるのでずいぶん咲き進んでいて綺麗なのがなく、今年10月に忘れず見に来なくてはおもったことです。8センチくらいの花を咲かせるとのことです。見た感じは茶の花に近い様におもいました。
    
トサウラク
高知に縁のあるツバキです。
    
信長の弟が好んだ椿とは・・話は古いですね。
    
残念ながら花が咲いていませんでしたがこれは花より団子ではなく花より「葉」を楽しむツバキ。面白い形。名前は
    
梵天金魚椿・・確かに金魚のような葉です。おもったより安かったので(1380円)買いたかったのですが植える場所がない。梵天白という椿の葉の芸のでたのがこれです。最初からこんな形ではなく変化していくようです。
1) 最初は普通の金魚葉。
2)そのうち尾のくびれが深くなる。
3)主葉脈の先端についていた 金魚の尾の部分が葉の中ほどにとりのこされて、葉の中ほどから枝が出て、以前金魚の尾だったものがその頃に葉がつりさがります。
 釣り下がった金魚の尾の形は漏斗状になっています。これが上の写真の状態。
4)最後に、漏斗状のものが落ちて 丸い葉になります。下の写真
見ていて葉にいろいろあったので不思議でした。これで納得・変化する「葉」でした。
ツバキとサザンカの違いを知っていますか?
開花時期 サザンカ・晩秋~初冬 ツバキ・早春
散り方  サザンカ・花びらが散り ツバキ・ポトリと落ちる


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする