花散策
牧野7
高知に産する花として土佐カンランがある。寒ランは宿毛市西谷産が有名で一時期投機のの対象にもなった。今でも高価でウン十万もするものは多々ある。土佐山にあった寒ランセンターがなくなり牧野に小さい展示施設がある。その中でいくつか咲いていた。
背景がよくないので近づいて写した。だから全体の立ち姿が届けられないのが残念におもいます。すっきりと長く細い葉に伸びた茎。その上に咲くえも言われる香りのラン。日本人の好みの花であろうと思います。建物の中に入ると花数は多くないのに香りが漂い落ち着くのです。あでやかさはありませんがひきつけられもう一度振り返って見ようと思う花です。
ビロードムラサキ
これはこの前に解説を入れたばかりですね。ここ五台山に多く産します。
ビロードの名がついた訳の一つがこれでよくわかりますねえ。しかし、毛深い。これをビロードと思える感性もすばらしいです。花の時期に来たことがないので花を知りません
博士の若かりしころの姿。
私の育った伊野町からは佐川町は近くです。それに博士が植物採取した横倉山は越知町。そんな近くの場所なので卒業後最初に就職したのが越知で、毎日佐川を通過して越知に行き横倉山を見ていました。有名な植物学者であったので当然知っていましたし本も持っていました。身近な人でした。ひょっとしたら私の祖父(越知出身・山師)とすれ違っていたり話をしたりしていたのかもしれませんね。
オタフクナンテン
よく植栽されていて今の季節赤が目立っています。
クチナシ(アカネ科)
この実の形を見て気がついた方をいませんか?碁盤、将棋盤の脚の下部の形はこのクチナシの実を模したものだそうです。ものすごい洒落?!「口出し無用」=クチナシ
この実の色は、私の知っている山にあるのとはどう考えて違って見えます。色が薄いし実の付きが良すぎる。なぜか見回す限り立て札もなかったので名前?です。クチナシにはまちがいないのですがもっと詳しいことがわかる方がいましたらご教示ください。単に色づいていないだけなのかな?
温室の中で見かけたとげとげの花。アカンサスだと思ってみると
この様にかいてありました。「thus」をどう読むかの問題です。間違っていなかったので一安心し帰宅したのですがこの花を調べだしたら次々と面白いことがわかったのです。で。それを簡単にまとめると
古代ギリシア以来の装飾モチーフ。葉のとげとげをデザインとして利用したのです。
大きく上に広がる広いアカンサスの葉はギリシア建築の柱頭やゴシック建築の小尖塔の装飾として西洋建築に欠かすことができなかったんだそうですよ。気になる方は、「アカンサス・植物」で調べてみてください。日本ではあまり栽培されてないこの植物にロマンを感じました。
牧野7
高知に産する花として土佐カンランがある。寒ランは宿毛市西谷産が有名で一時期投機のの対象にもなった。今でも高価でウン十万もするものは多々ある。土佐山にあった寒ランセンターがなくなり牧野に小さい展示施設がある。その中でいくつか咲いていた。
背景がよくないので近づいて写した。だから全体の立ち姿が届けられないのが残念におもいます。すっきりと長く細い葉に伸びた茎。その上に咲くえも言われる香りのラン。日本人の好みの花であろうと思います。建物の中に入ると花数は多くないのに香りが漂い落ち着くのです。あでやかさはありませんがひきつけられもう一度振り返って見ようと思う花です。
ビロードムラサキ
これはこの前に解説を入れたばかりですね。ここ五台山に多く産します。
ビロードの名がついた訳の一つがこれでよくわかりますねえ。しかし、毛深い。これをビロードと思える感性もすばらしいです。花の時期に来たことがないので花を知りません
博士の若かりしころの姿。
私の育った伊野町からは佐川町は近くです。それに博士が植物採取した横倉山は越知町。そんな近くの場所なので卒業後最初に就職したのが越知で、毎日佐川を通過して越知に行き横倉山を見ていました。有名な植物学者であったので当然知っていましたし本も持っていました。身近な人でした。ひょっとしたら私の祖父(越知出身・山師)とすれ違っていたり話をしたりしていたのかもしれませんね。
オタフクナンテン
よく植栽されていて今の季節赤が目立っています。
クチナシ(アカネ科)
この実の形を見て気がついた方をいませんか?碁盤、将棋盤の脚の下部の形はこのクチナシの実を模したものだそうです。ものすごい洒落?!「口出し無用」=クチナシ
この実の色は、私の知っている山にあるのとはどう考えて違って見えます。色が薄いし実の付きが良すぎる。なぜか見回す限り立て札もなかったので名前?です。クチナシにはまちがいないのですがもっと詳しいことがわかる方がいましたらご教示ください。単に色づいていないだけなのかな?
温室の中で見かけたとげとげの花。アカンサスだと思ってみると
この様にかいてありました。「thus」をどう読むかの問題です。間違っていなかったので一安心し帰宅したのですがこの花を調べだしたら次々と面白いことがわかったのです。で。それを簡単にまとめると
古代ギリシア以来の装飾モチーフ。葉のとげとげをデザインとして利用したのです。
大きく上に広がる広いアカンサスの葉はギリシア建築の柱頭やゴシック建築の小尖塔の装飾として西洋建築に欠かすことができなかったんだそうですよ。気になる方は、「アカンサス・植物」で調べてみてください。日本ではあまり栽培されてないこの植物にロマンを感じました。