
■雨・それも大雨・・開花せず・・涙■
見たい花があって9日金曜日に出かけたのはいいのですが・・雨。開花しないから諦めればいいものを車を出して向かっていたので現地に到着。雨脚は強まり花は沢山・沢山あるものの撮影は不可能に近い状態です。それでも粘りに粘ってこれだけ写してきました。三脚を使用していないのでまあ仕方ないです・・・絶対再訪して満開のときにこの小さい花の一番ステキなときを見て見たいです!!!

トウゴクサバノオ(キンポウゲ科)
分布は本州宮城県以南・四国・九州なので「トウゴク」とついていても東にだけあるわけではないのです。
背丈は10cmほど、花の大きさは直径6~8mmほどでとても小さい。葉は複葉で、茎葉は対生。淡黄色の5個の花弁に見えるのは萼片で、中の黄色の小さな5個が花弁なのはキンポウゲ科ですからシコクバイカオウレンなどと同じことです。

山地の少し湿っぽい場所に生えます。これは種になりかけでもう少しすると開いてその形が鯖の尾ににているからトウゴクサバノオと名がつけられました。

無理して近づいて撮影しました。全開しても1センチ以下ですのでこれは実物の3倍の大きさになります。

大群生してるのがこれでおわかりになるでしょうか!鯖の尾に似たのも見えています。これが全部開いていればなんぼか可愛いかったでしょうに・・

開いてくれません。

風は吹くし寒い

それでも、なんとなく雰囲気がわかる程度に見られ泣く泣くこの場を後にします。

近くにはサイゴクサバノオもありました。筋があるのサイゴクサバノオで左手前のがトウゴクサバノオ。・・サイゴクサバノオは近くの山にありますので見られるのです。でも、トウゴクの方はなかなかないので泣きたい私でした。又来年「会いに来るからね!」と言って車に乗り込みました。






コメント欄に花道楽さんがステキなトウゴクサバノオの画像を届けてくださいました。
URLをクリックすれば見られますよ~~