
■里山で■
13日は里山で自生では見た事ないヒメトラノオをみてきました。大体の場所はきいて知っていましたが別に急いで行く必要もなく「また次にいけばいいや」と後回しにしていたのです。終盤だというのもわかっていたのですが行ってよかった。代わりにツリフネソウが盛期となっていました。なのであれもこれも良い花を見るというというのは難しいので咲き残りでも見られたので佳しということです。



ヒメトラノオ(ゴマノハグサ科ルリトラノオ属)
同じ属にホソバヒメトラノオがありそれは今まで何度もみています。どこが違うか気になりました。特に葉・・鋸歯がおおいのがヒメトラノオそして形。
ヒメトラノオは長楕円形
ホソバヒメトラノオは線状倒披針形(画像はこちらにありますので併せてご覧ください)

シバハギ

ギンミズヒキ

ヒメミカンソウ(トウダイグサ科・コミカンソウ属)
コミカンソウ属は4種高知県内に生育。(コバンノキ・コミカンソウ・ナガエコミカンソウ・ヒメミカンソウ)
コミカンソウは庭にもはえ抜くのに困るほどですがこのヒメミカンソウはさほど目にすることはないですね。果実は1~3mmの柄があり葉の基に小さいミカンのような形でつきます。目立ちませんがそれが面白くてうつしました。

チャボホトトギス

マルバハギ

先端にまとまって咲くのが特徴。

ノダケ


タチスズメノヒエ(イネ科スズメノヒエ属)
イネ科は全く興味がなく素通りしていました。ところが今回待っていた場所にあまりにもありましたので撮影。花が着いているではないですか!確かに立っている。大きくて目立ちます。そのご似ているけどもっと小さく可愛いのもみつけました。それはスズメノヒエでした。図鑑を見ると同じ属は7種高知県内に生育とあります。せめてこの7種だけでも覚えて見ようかと・・おもったりしてます。

タチカモメヅル

袋果がもうできていました。
カモメの飛んでいる姿から名がつけられたガガイモ科の此花、花数が多い割には袋果の数は少なくあまり見られません。花期終盤だったのが良かったかも!

ワレモコウ
咲き始め。
足元にはヒガンバナがあります。前日見事なヒガンバナを見ているので素通りします。自宅居間からでも見られるのでヒガンバナはよほど素敵に咲いていないと無視してしまう。
ワレモコウの背景は四方竹と言って秋にとれるタケノコ。

サイハイランの種
サイハイランの花は毎年見ますがこれほど種がついたのをみたのは初めて!!思っていたより大きい種です。
サイハイランの花はこちらにあります併せてご覧ください。

ホウライシダ
シダもあれこれ見られましたがシダまで覚える記憶力がないのとあまり興味がない。なので自分が覚えられて美しいと思えたこれだけ撮影しました。興味の対象物は人それぞれです。同じ場所にたってもみているものは違うから、それはそれで面白いのです。植物が大好きということは同じですけれど、ね。