この頃、新型コロナの第9波がやってきているという情報があるが、それと同時に、様々な感染症が流行しているのだそうだ。
その中に、はしか(麻疹)もあって、特に子供のときに1回だけ予防接種をした年代が危ないのだそうだ。
私たち60歳以上にもなるような年配者は、だいたい子供のときに感染して発病しているので、一生通用する抗体を獲得しているのである。
また、今の子どもたちは2回予防接種をしているので、抗体ができているそうだ。2006年度から2回制になったそうだ。
危ないのは、うちの子どもたちの年代(現在30代くらい)だという。たった1回の予防接種では抗体ができていない、あるいは消えてしまった人が多いとのことである。
だから、これから「はしか」の菌に遭遇してしまうと感染してしまうかもしれないのだ。
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そんなことを聞いて思い出したことがあった。
うちの子たちが小さいとき、近所の公園で遊んでいたら、身体にぶつぶつの斑点の跡が残っている女の子(4歳くらいだったかな?)が遊んでいた。
その子の母親の話によると、その子のブツブツは、なんと「はしか」に罹ったあとなんだそうだ。
ということは、予防接種をしていなかったのか、と驚いてしまったのだった。
なんとずさんな親なんだ、と驚いたのだった。
でも今になってみると、あの子はちゃんと抗体ができていて、一生はしかにかかる恐れはないんだなあと今さら感心するのだった。
むしろあの頃、あの子がはしか菌をばらまいていてくれたら、うちの子たちの予防接種による抗体が刺激されて、活性化してくれたかもしれないのだが、もうすでに完治していたようだったから、関係なかろう。
本当に、年月が経ってみないと、何が良いのか悪いのか、わからないことがあるものだ。
そういえば、うちの子たちは風疹の予防接種もしているのだが、あれも抗体ができていない人が多いそうである。
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ちなみに、そのはしかにかかってブツブツになっていた子の家なのだが、うわさに聞くと、父親が何か悪いことをして刑務所に入ってしまったので、離婚して母子家庭になって、民生住宅に引っ越して来たのだとか?
でもお父さんが懲役を終えてムショから戻ってきたら、また再婚してどこかへ引っ越して行ったのだとかいう話であった。
本当かどうかわからないけど、そんな家庭もあるもんだな~。
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