このごろ、テレビでカルガモの親子のことが、よく取り上げられている。
卵から帰ったヒナが、ほんの2~3日で、母親と一緒に川を泳いで移動したりする状況が写しだされる。
ヒナは、川の段差のところで、コンクリートの隙間に挟まってしまって脱出できなくなったりして、親とはぐれかけたり、そのようなことをするうちに体力を失ってしまったりする。
そういうところに襲ってくるのが「カラス」である。元気なヒナでさえカラスに狙われたらひとたまりもない。
だから、5羽以上かえったヒナも、1週間もしないうちに2~3羽になってしまったりするのだ。
それも自然の摂理で仕方がないことだ。卵からかえったカルガモが全部元気に育ったとしたら、世間はカルガモだらけになってしまうだろう。
また、カラスだって食べ物が無ければ生きていけない。ゴミ置き場の残飯ばかり食べて生きてるというのも、それはそれで、有るべき姿とは言えないだろう。
それでも、人間としては、カルガモのヒナには、できればカラスの餌食にならないで、育ってもらいたいと願うばかりだ。
カルガモのヒナのために、草の茂みに人工的なトンネルを作って、カラスから身を隠せるようにしてやったりしているところもある。
今日、近隣の小さな川のそばを通りかかったら、ヒナはいなかったけど、何かわからない種類の小ぶりの鴨が泳いでいた。そして、その川には、自然に水草が生えていて、それがどんどん繁ってきているのだった。
この水草が、あまりにも繁りすぎると、川の流れが滞るだろう。大雨が降ったときにも、草が流れをせきとめて氾濫しやすくなってしまいそうだ。
だから、そのうちに刈るんだろうけど、この川にもカルガモの親子が生息しているので、ヒナが大きくなるまでは草があったほうがよさそうだ。
台風が来るころには、撤去するにしても、今はまだ刈らないでいるのは、カルガモのためかもしれないなあと思った。
そういえば、カラスであるが、このあいだ、お寺に行ったら、境内の林の中で、カラスが地面に下りて何かを捕まえて食べようとしているところに遭遇してしまった。
近くの木の上からは、ギャーギャーと、鳥たちのさわぐ声が聴こえた。危機的状況を伝えているのだろう。
地面のカラスを見ると、その下には緑色の鳥。まだ生きている。半殺しになっていて、もはや抵抗する力も逃げる力もなかった。生きたまま食べられているのだ。
それは、インコである。野生化したペットのインコが繁殖して一群になって暮らしているうちの1羽が、カラスの餌食になってしまったのだった。そのインコは子どもではなく、普通の大きさをしていた。ちょっとした油断で捕まってしまったのか、少し弱っていたのか。
カラスは、子猫さえ襲うのだ。肉食なのだ。
ツバメなどもヒナがかえると、天敵はカラスなんだそうだ。
これももうなるようになるしかない。
鳥が鳥を食べるなんて、びっくりである。あれだけ大きな身体を維持するには、そういうものを食しているということなんだろう。
昨年までは、露骨にそんな状況を見たことも考えたこともなかったのだが、今年はテレビでいくつも放送していたし、この眼でインコが襲われたのも見たので、印象が強い。
卵から帰ったヒナが、ほんの2~3日で、母親と一緒に川を泳いで移動したりする状況が写しだされる。
ヒナは、川の段差のところで、コンクリートの隙間に挟まってしまって脱出できなくなったりして、親とはぐれかけたり、そのようなことをするうちに体力を失ってしまったりする。
そういうところに襲ってくるのが「カラス」である。元気なヒナでさえカラスに狙われたらひとたまりもない。
だから、5羽以上かえったヒナも、1週間もしないうちに2~3羽になってしまったりするのだ。
それも自然の摂理で仕方がないことだ。卵からかえったカルガモが全部元気に育ったとしたら、世間はカルガモだらけになってしまうだろう。
また、カラスだって食べ物が無ければ生きていけない。ゴミ置き場の残飯ばかり食べて生きてるというのも、それはそれで、有るべき姿とは言えないだろう。
それでも、人間としては、カルガモのヒナには、できればカラスの餌食にならないで、育ってもらいたいと願うばかりだ。
カルガモのヒナのために、草の茂みに人工的なトンネルを作って、カラスから身を隠せるようにしてやったりしているところもある。
今日、近隣の小さな川のそばを通りかかったら、ヒナはいなかったけど、何かわからない種類の小ぶりの鴨が泳いでいた。そして、その川には、自然に水草が生えていて、それがどんどん繁ってきているのだった。
この水草が、あまりにも繁りすぎると、川の流れが滞るだろう。大雨が降ったときにも、草が流れをせきとめて氾濫しやすくなってしまいそうだ。
だから、そのうちに刈るんだろうけど、この川にもカルガモの親子が生息しているので、ヒナが大きくなるまでは草があったほうがよさそうだ。
台風が来るころには、撤去するにしても、今はまだ刈らないでいるのは、カルガモのためかもしれないなあと思った。
そういえば、カラスであるが、このあいだ、お寺に行ったら、境内の林の中で、カラスが地面に下りて何かを捕まえて食べようとしているところに遭遇してしまった。
近くの木の上からは、ギャーギャーと、鳥たちのさわぐ声が聴こえた。危機的状況を伝えているのだろう。
地面のカラスを見ると、その下には緑色の鳥。まだ生きている。半殺しになっていて、もはや抵抗する力も逃げる力もなかった。生きたまま食べられているのだ。
それは、インコである。野生化したペットのインコが繁殖して一群になって暮らしているうちの1羽が、カラスの餌食になってしまったのだった。そのインコは子どもではなく、普通の大きさをしていた。ちょっとした油断で捕まってしまったのか、少し弱っていたのか。
カラスは、子猫さえ襲うのだ。肉食なのだ。
ツバメなどもヒナがかえると、天敵はカラスなんだそうだ。
これももうなるようになるしかない。
鳥が鳥を食べるなんて、びっくりである。あれだけ大きな身体を維持するには、そういうものを食しているということなんだろう。
昨年までは、露骨にそんな状況を見たことも考えたこともなかったのだが、今年はテレビでいくつも放送していたし、この眼でインコが襲われたのも見たので、印象が強い。
文中:
「カラスは、子猫さえ襲うのだ。肉食なのだ。
ツバメなどもヒナがかえると、天敵はカラスなんだそうだ。
これももうなるようになるしかない。
鳥が鳥を食べるなんて、びっくりである。あれだけ大きな身体を維持するには、そういうものを食しているということなんだろう」
鳥が鳥を食べるのにビックリされてますが、タカ科の鳥やフクロウ科も鳥です。
カラスよりも、猛禽類は鳥も子猫もカラスよりも沢山食べるでしょうね。。
また、カルガモやツバメも、カラスより猛禽類が近くにいる方が嫌じゃないかと思います…。カラスも猛禽類を嫌がります。だから、協力しあって猛禽類を追い出します。海外の鳥類の研究者は、スズメ目の野鳥で唯一猛禽類を追い出せるカラスの統率された戦闘力が素晴らしいと、讃えてます。ミグのような戦闘機に個人所有の小さい飛行機が戦いを挑むようなものですからね。
また、カラスは雑食で、猛禽類やノラネコなどが食い散らかした死骸なども食べて片付けてくれます。もしカラスがいなくなったら、路上も死骸が散乱するようになるでしょうね。
気になったので、コメントさせて頂きました。
読んで頂き、また、お時間ありがとうございます。
そういえば、カラスよりも大きい猛禽類に襲われたら小動物も小鳥もひとたまりもないですね。カラスはその中間的存在なんですね。教えていただきありがとうございます。
こちらはあまり自然のない地域で、猛禽類というのはほとんどいないため全く考え及びませんでした。
でも考えてみると、近隣の都立公園のヒマラヤスギのあるところにオオタカがいるのだそうです。それはカラスも襲うんでしょうね。
また、街中でハトや小鳥などの死骸をみることが滅多にないのはカラスのおかげなのかと思った次第です。