昨夜、殻付き芝海老のから揚げをたくさん食べたのだが、寝る頃になったらなんか胃に負担がかかっているような気がした。
あの海老たちは、もう私の胃の中で消化されたのだろうか?と空想していた。
殻やアタマがバリバリしていて、いかにもカルシウムがありそうだったが、あのパリパリの物体は、胃の中でどのように消化されるんだろうか?
歯で噛みはしても、そんなに細かくかみ砕いていないような気がするし、胃の中に入ったら物理的にかき回されるだけじゃ絶対に微細な粒子にはなりそうもない。
ということは胃液で科学的に融かさなくちゃ消化できないだろう。
そうなると、いったいどのくらいの時間があれば消化して腸に送られるものなのか?
胃が一生懸命消化するのに負担はかからないのかな?
などと思ったのだった。
・・・
そこで、さきほど海老の殻について検索してみたところ、丸ごとの海老には素晴らしい栄養があるとのことであった。
まずは「カルシウム」。これは骨を丈夫にするとか、色々な効果があることは誰でも知っている。
次に「キチン」というもの。
これは、コレステロールを下げたり、抗がん作用があるそうだ。
「キチン」はコレステロールを下げるかもしれないが、から揚げとなると油を使っているからどうなのかな?とは思うが・・・。
そして、キチンは、昆虫や甲殻類に含まれているもので、消化はされず、食物繊維のようなものであって、腸をきれいにするのだそうだ。
「昆虫」と聞いて思い出すのが「コオロギ食」である。近頃コオロギの粉末を食品の中に入れたり、給食で生徒に食べさせたりしているそうだ。これから食品として知らない間に混ぜ込まれて食べさせられる恐れがある、などということで話題になったことを思い出した。
昆虫を食べるのは気持ち悪い。エビやカニも確かに、気持ちが良い形をしているわけではない。
そして、コオロギも甲殻類と同じで、エビやカニのアレルギーのある人は食べられないとのことだった。
昨日エビをたらふく食べて思ったのだが、私がエビアレルギーだったら、こんなに食べたら大変だけど、未だに何でもないということは、全くアレルギーではないらしい。ちゃんと消化吸収しちゃったらしい。
さて、3つ目の栄養素は「アスタキサンチン」というもの。
これは抗酸化作用があり、「海のカロテノイド」とも言われているものだそうだ。学習能力も上がるのだそうだ。エビの赤い色がその成分だそうだ。
・・・
エビを丸ごと食べるのは、確かに良い効果があるようで、どこにも消化が悪いなどとは書いていなかったのだが、実感的に胃が必死に消化しているような気がしたのだった。
それで、まだ数匹、から揚げが冷蔵庫に残っているのだけど、今日はもう全然食べる気がしないのである。
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