今日は、近所のあいさつ回りと、親戚への荷物を送りました。
明日はゆっくりして、月曜から仕事です。
妻は、月曜から役所の手続きです。
さて、義父が亡くなる前に草稿してあった記事を。
番外編として、NEX-5Rとα900の比較です。
NEX-5RはAPS-Cサイズですが、昨年11月発売の最新機種。一方のα900はフルサイズですが、4年前の機種。
さて、写りはどうでしょうか。
どの写真もJPEGファインの撮って出しのリサイズのみです。α900はエクストラファインまでありますが、ファインの設定です。
白樺の写真
NEX-5R(左)のほうが赤みが強いです。α900のほうはわずかに緑がかっていますが、見た目に近い印象です。
絵作りは、NEX-5Rのほうがくっきりして、等倍で見ると解像感もNEX-5Rのほうが高いと思います。
露出は、NEX-5Rの+1.3EVに対しα900は+1EVですが、NEX-5Rの方が暗く写っています。
NEX-5R
18-50mmF3.5-5.6(33mm) Amode f5.6 1/200sec. +1.3EV ISO100 AWB
α900
24-70mmF2.8ZA(50mm) Amode f4 1/800sec. +1EV ISO200 AWB
NEX-5Rは、APS-Cサイズでありながら時代の進歩を感じます。
しかし、α900のほうが自然で立体感があると感じます。
被写界深度は、NEX-5Rは18-50mmF3.5-5.6の解放f5.6に対し、α900は24-70mmF2.8ZAのf4ですので、NEX-5Rはフルサイズでいう実質2段分に相当するf8程度ということになり、被写界深度が深いです。
ここら辺は、フルサイズで明るいレンズの魅力を感じます。もっとも、その分大きく重くなるわけですが。
焼き魚の写真
NEX-5R
18-50mmF3.5-5.6(38mm) Amode f5.6 1/60sec. ISO200 AWB
α900
24-70mmF2.8ZA(70mm) Amode f5.6 1/80sec. +0.3EV ISO250 AWB
こちらは白樺の写真とは逆にNEX-5Rのほうが色温度が高いです。やはりα900のほうが見た印象に近いと思います。
絵作りは、白樺の写真同様NEX-5Rのほうがはっきりくっきりしていますが、やはりα900のほうが自然な感じがします。
滝の写真
NEX-5R
18-50mmF3.5-5.6(29mm) Amode f8 1/200sec. +1EV ISO100 AWB
α900
24-70mmF2.8ZA(50mm) Amode f8 1/250sec. +0.7EV ISO200 AWB
こちらは、白樺の写真同様NEX-5Rのほうがわずかに赤みが強いです。α900のほうが見た目に近い印象です。
上記2点の写真同様、NEX-5Rのほうがやはりはっきりくっきりしていますが、絵が細かいためか、その差はわずかで比べなければわからない程度です。
露出は、こちらでもNEX-5Rの+1EVに対してα900は+0.7EVで、NEX-5Rの方がアンダー気味に出るようです。
等倍で見ると、やはりNEX-5Rの方が解像感が高く感じます。
NEX-5R
α900
まとめ
NEX-5Rのほうが、解像感が高く、はっきりくっきり描写される印象です。
一方、自然さや立体感ではα900のほうが勝っていると感じます。
色再現は、α900のほうが自然な感じです。
明るい場所での比較では、大きく引き伸ばさない限りは、4年前の機種といえどもフルサイズのα900のほうに分があるように感じます。
しかしその差はわずかで、レタッチで補正できる程度で、NEX-5Rはα900のサブカメラとして十分以上の性能であると感じます。
さて、高感度ノイズはどうでしょうね。
次回比較してみたいと思います。