山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

そばのさと 夢華そば

2011年10月01日 | 蕎麦

福島市内6店舗の「吾妻路そばの会」では、現在スタンプラリーを開催しています。

「雪むろ」「西友」「そば道場」「信玄」「信夫温泉 のんびり館」「夢華そば」さんで手打蕎麦を食べて全店舗のスタンプを集めた後の飲食店で600円引きの割引サービスが受けられるというもの。

今回は、通りがかりで偶然立ち寄った「夢華そば」さんを紹介します。

 

看板をみて進むと、どんどん山道に入っていきました。

民家の影もなく、周りは山と緑が続いていくだけ。

まるで野営場へ向かう感覚だなぁ~と思った頃、やがてのぼりが見えてきました。

駐車場にたどり着きました。

「こんにちは~」

店内は、半個室風の和室とテーブル席に区切られています。

あちこちに野の花が生けられていました。

その花の向こうに広がる緑の景色が素敵です。

完全手打ちの自家製粉の十割蕎麦で、10kgの実から5kgしか挽きだせない手法を使っているのだとか。

そばがきぜんざいなどのアラカルトメニューもあります。

オーダーしたのは、吟醸蕎麦(普通盛り)980円。

「まずは、そのまま何もつけずに召し上がってください」と言われました。

そのとおりにして、驚き!

蕎麦の甘味があって香りもあり、よく冷えて締まったつるんとした麺は程よいコシがあり、そのままつゆをつけないでも完食してしまいそうな繊細な美味さです。

つゆは濃いめで、蕎麦をつゆの中で泳がせてしまうと、蕎麦の風味がかき消され、凡庸な味になってしまいます。

箸につまんだ蕎麦の3分の1ほどの部分だけに、ちょこっとつゆをつけていただくと、蕎麦の旨味を感じます。

つゆはもっと薄い味の方が、この蕎麦には合うはずです。それだけが残念。

その日の小鉢は、肉厚の椎茸の煮つけでした。

このお店は、この山で自家栽培した蕎麦を提供し続けてきましたが、今年は様々な影響をかんがみ、作付けはしなかったそうです。

なんて残念なことでしょう。

とうとう昨年度産の自家蕎麦も今週でおしまいになるのだとか。

来週からは、山形から仕入れた新そばを使って打つようになるそうです。

もっと早く、このお店を知っていればよかった・・・

「夢華そば」さん、自家製蕎麦で新そばを頂けるようになる日が、一日でも早く来ますように。

 

■そばのさと 夢華そば

住所 福島県福島市山田字中森2-1
電話:024-539-5606

営業時間 11:00~15:00

店休日 月・火・水(4月~12月)

 店休月 1月~3月