草津温泉の18か所ほどの外湯(公衆浴場)は、なんと無料で使わせていただけるんです。
温泉街をぶらぶらしていると、外湯を発見!
「関の湯」
三角形をしたとても小さな浴槽ですが、誰もいなかったので入浴してみることにしました。
独り占めなんんてドキドキです♪
ほんわりと硫黄の香りがして、とても柔らかな湯ざわりです。
とても新鮮なお湯でした。
とても良いお湯に満足していると、次客がいらしたので、上がることにします。
草津温泉の名物、湯畑。
湯畑周辺では、たくさんの人であふれていました。
お湯もたくさん溢れています。
私にとって草津温泉は、中学の修学旅行で2泊3日した思い出の場所です。
たまたま温泉好きの先生方が集まって、旅行先は草津に決定した、そんな時代もあったのですよね。
あの時バスから見た湯畑は、もっと轟々としていた印象があり、また匂いもゆで卵のような強烈な臭気がしていたような記憶があります。
私の記憶のなかでは、草津温泉はもっと鄙びた印象の場所でした。
湯畑の近くで見つけた「千代の湯」。
湯小屋の前では、お水も湧き出ていました。
この外湯では、予約制で「時間湯」もできるそうです。
「時間湯」とは、源泉100%の沸き立ての温泉をそのままの形で取り入れて、湯もみ(六尺から七尺の長板でかき回して温度を下げ成分を均一化、柔らかな湯にする)をして入湯する伝統的な入浴法なのだそうです。
様々な症状に効能があるといわれていますが、時間湯では、源泉近くから成分の濃いお湯を取り入れて入浴するだけでなく、蒸し、足湯等の組み合わせによって、リハビリや様々な体質改善に効果が期待できるとか。
こちらの外湯は、ジワリジワリと浸透し、体がポカポカになります。
「煮川の湯」は、この入口をはいると階段があり、地下に浴槽がありますが、とても混んでいたので、今回は入浴は断念しました。
この近くに「大滝の湯」(有料)があり、サウナなどもあるそうです。
さて、お地蔵様に手を合わせ祈願したあとは・・・
「地蔵の湯」へ入湯。
こんなにいっぱい、お湯が沸いているんです!
「地蔵の湯」は木の香りがする新しい施設です。
湯口から溢れるお湯がとても熱いので、むやみに手を出すのは注意した方がよいです。
とても人気のある外湯ですので、上がり湯には私はあまりおすすめしません。
行基や源頼朝ゆかりの「光泉寺」。
さて、こうして草津温泉の外湯めぐりは終わりますが、本当にお湯が素晴らしくて、名残惜しいです。
次は時間を作って、ゆったりと外湯巡りを楽しんでみたいものです。