私の旅行のこだわりは、できるだけ同じ場所ではホテルの連泊を避けて、どんなに近くてもホテルを変えるというポリシーがあって。
湯治とか、自炊は別なんですが。
同じことが飲食店においても、その傾向があって、お気に入りの飲食店を固定せずに、色々探求したい、そういうことに重心をおいています。
面倒くさい考え方でしょ?
でも、初訪したお店で美味しくて雰囲気も良くて感動して次にまた来たいと思って、そうして再訪して「前と違う!」って思うことが、結構あるんですよね。
そして3度目の正直というのですか、3回目も訪店して感動した、そんな経験はあまり思い当たりません。
そんな志向の傾向がある私を可哀そうと思われる方もおられるし、そんな考えがあってもいいんじゃない、と思われる方もおられます。
プライベートは縛られたくない生き方をしたいけど、仕事ではどっぷりヒトにのめり込みたいんですよね、私って。
石垣島でもそういう考えを貫こうとしたのですけど、旅行日が近づいてきたらホテルから連絡がありました。
石垣島2泊目は、離島ターミナルに近い「ホテルWBF MARCHE石垣島」に宿泊予約していたのですが、緊急事態宣言でGOTOが無くなったため、ホテルにはキャンセルが殺到し、結果ホテルの都合で2つのホテルを1つに集約して営業したいとのこと。
私が予約したのは「コンド棟」と呼ばれている「暮らすように滞在する」というコンセプトのお部屋。
「ホテルWBF PORTO石垣島」さんに行くと、フロントの方が事の次第を掌握できておらず「予約はいただいておりますが、本日は予約が確認・・・お待ちください」と。
ため息がでるような、もどかしい待ち時間があって。
フロントと事務所が一体なのか、フロントが混みあってきても、後方のスタッフさんが絶対にパソコンから離れないから、一人のフロントスタッフさんで、あたふたしてました。
結局は店舗の都合とはいえ、最初の宿泊予定のお部屋は数千円高いものでしたが、そちらの請求をされました。
チェックイン時に待たされれば待たされるほど、後々の印象が悪くなる気がします。
さて、一旦外へ出てコンド棟へ。
ダブルは一人利用が想定なのかもしれませんね。
夕ご飯をお部屋で頂くとしても、椅子が一個しかなくて、小さめのデスクがテーブルとしかなくて。
ユニットバス。
シャンプー類も香りが好みじゃなくて、持参したものを使いました。
電子レンジ、キッチン、冷蔵庫あり。
簡単な調理器具や食器類はありますが、洗剤やスポンジも類は見当たりませんでした。
室内に洗濯機と物干し有。
3日間宿泊しましたが、室内のお掃除は全くなかったです。
チェックイン時に3日間宿泊する方には1回室内掃除があるといわれて、すぐさま予約しておいたのですが、結局はスルーされたみたいで。
このホテルは内線電話がないために、何か不都合があれば、スマホでホテルに連絡しなければならないシステムなのです。
よっぽどの事がないと、我慢してしまうタイプのかたも多いと思います。
お部屋には掃除機がないし、コロコロもないし、時間を過ごす中で、日に日にお部屋が汚れていくのが私は嫌でたまりませんでした。
部屋にある洗濯機は便利でしたが、ホテルのランドリーを利用して乾燥機をかけたほうが、スマートですよね。
旅行なんだから。
コンド棟は、夕方になるとフリーアルコールのスペースがあります。
お部屋にも持ち込めます。
泡盛、焼酎、ウィスキー、ワイン、炭酸水、コーヒーマシーンに軽いおつまみもありました。