石垣島バスターミナルからバスに乗り、フーネバス停で下車。
その日はシケで、風も強く雨もあり、旅行者としては石垣島でできることが限られてきます。
ましてレンタカーがないと、さらに行動制限されてしまいます。
そのため「石垣焼窯元」で石垣焼陶芸体験をすることにしました。
当日に無理を言って、陶芸体験を予約しました。
その日は離島巡りができないので、予約がたくさん入ったようです。
石垣焼は抹茶茶碗で有名な伝統ある油滴天目の器に沖縄の海を独自の技法で映し出す窯元です。
石垣島の象徴的なマリンブルーが魅力的です。
窯元では作品も購入できますが、とても高価です。
なぜなら、ガラスと陶器が融合した作品ですので、製作がとても難しいためです。
受付後は、個人個人ではなく皆で、石垣焼のこと、作品の作り方など一通りの説明を聞いてから一斉にスタートするので、到着時間には余裕をもって行くことをおすすめします。
体験料は5,500円で、完成後の発送は着払いとなります。
2月上旬時点で、昨年9月までに体験された方々の作品の発送が終了したとHPにありましたので、概ね半年待てば完成品を手にすることができると推測されます。
体験工房内で乾燥している作品たち。
石垣焼は平たい部分がブルーになるので、マグカップや湯飲みを作るより、お皿のほうがより石垣焼らしさがでると説明され、カップを制作したいというかたは1人だけでした。
私はお魚の形をしたお皿を作りたくて、初めから明確なイメージを頭に描いていました。
はっきりとした完成イメージがないと、なし崩しになってしまい、最後はもういいや、と諦めてしまうかもしれません。
一旦伸ばした粘土は、捏ねなおしたりして使うと空気が入ってしまい、それを使ってしまうと焼成の窯の中で、飛び散って他の作品にも破片が飛んで割れたりすることもあるそうです。
この皆が作品の運命共同体だある、と説明されました。
1時間の体験でしたが、実際40分くらいで仕上げる感じでした。
次の体験時間の方が待っているので、ダラダラできません。
全集中で作りました。
いざ完成すると、達成感もあるし、あっという間の楽しい時間でした。
無事出来上がってきたら、綺麗なサラダをこの器に盛りつけたいと思っています。
割れないで出来上がってきますように♬