山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

唐桑半島

2021年03月10日 | ドライブ

記憶では、小学の4年の秋だったと思います。

ある日の休日の朝に、母親が急に「海がみたい」と言い出したのでした。

そうして、父にコースを委ね、家族4人は自宅を出発しました。

母はおにぎりをたくさん握って、車の中でお腹が空くと皆で食べ、父の運転する車はひたすらした道を走ります。

私は車の中で本を一冊読み終えてしまいましたが、途中トイレ休憩するものの、なかなか海が見える場所にたどり着きません。

ワンピースにエナメルの靴を履いて、ドライブを楽しみにおしゃれをしてきたというのに、時間が経つにつれ、ガッカリな気分に陥るばかり。

やっとどこかの海岸に着きましたが、ただそこに海があるだけ。

父がもう一ついい場所があるというので、立ち寄ったのが、気仙沼の「唐桑半島」。

日の暮れを待つばかりの時間になっており、車から出ると、ヒューヒュー風が吹いてます。

子供の目にはただの岩柱1本にしか見えない景色をバックに、家族写真を撮るのに夢中になっている父の姿に、こんなに遠くまで連れて来られて、何なんだろう?と思いかました。

私にとって、あまりいい思い出ではありません。

でもずっと忘れられなくて。

夫が気仙沼に行ったことがない、というので宿泊するのを機に、思い出を上書きすべく、数十年ぶりに「唐桑半島」を訪れました。

整備された遊歩道を歩きます。

昔は、松林の中を歩いた記憶があります。

海蝕により奇石が連らなり、よい眺めです。

ベンチもあり、ゆっくり海を見ながら過ごすこともできそうですね。

かつて、父がこれをバックに家族写真を撮った「折石」。

高さ16m、幅3mの大理石の石柱で、観光のシンボルとなっています。

明治29年(1896年)の三陸大津波の際、先端部分が2mほど折れたことから折石と呼ばれているそうです。

小学生の頃見た時のほうが、もっと高さがあったような記憶があります。

あの頃は子供だったかも。

 

折石、半造から巨釜にかけての海岸線は遊歩道が整備されていましたが、車で少し移動して、「半造」へ。

「半造」へは、駐車場から整備された遊歩道を歩きます。

海の資源が豊富で、あわび等の貝類を取って生活し繁昌したことから「繁昌」と呼ばれていましたが、その後「半造」 となまりが入ったと言われています。

また、半造と言う名は釜が半分だけ完成したような形であることから、そのようにも呼ばれているそうです。

私の記憶の上書きは完了しました。

夫が初めての気仙沼をふたりで旅行したおだやかな日和、青い海に浮かんだ奇石群を眺めながら、子供心に戻ったような気分になって、少しの時間を過ごしました。

その後、ランチして気仙沼のホテルで温泉に浸かり、リフレッシュしました、と。


気仙沼プラザホテル 和食処「海舟」

2021年03月10日 | 

気仙沼の「お魚市場」では、鮮魚やお土産が販売されており、コンパクトな時間で気仙沼のお土産を購入したい方には良いと思います。

時期は2020年の10月末の頃でしたが、気仙沼の珍味「もうかざめの心臓のお刺身」も販売されていました。

「お魚市場」の駐車場に車を止めて、気仙沼プラザホテルで日帰りの温泉入浴へ。

  • 昼の部 12:00~15:00 受付(入浴時間16:00まで)
  • 夜の部 19:00~21:00 受付(入浴時間22:00まで)
  • 料金 大人800円(子供400円)

エレベーターでフロントへ。

渡り廊下を歩きます。

和食処「海舟」

11:00~13:30L.O./17:30~20:30L.O.(※夜は予約営業のみ)

さて、入ってみましょう。

気仙沼魚市場に水揚げされた、海鮮メニューが充実しています。

迷います。

夜も利用できるため、気仙沼の地酒もあり。

麺類もあり、昼夜ともに、気軽に利用できますね。

小あがり席もありました。

気仙沼湾を一望できるお席でした。

日替わり定食。

ボリュームがあって、お魚がおいしかったです♪

 

食事を頂いて、お風呂へ。

お風呂は「気仙沼温泉」。

内湯に露天風呂、サウナ、水風呂あり。

平成17年に開湯した地下1,800メートルから湧き出る深層天然温泉で、高張性の純食塩泉。

日帰り利用でも、ゆったりでき満足なお風呂でした。

体もスッキリしました。

気仙沼で観光して、温泉で〆もおすすめです♬