山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

月山下山と御田原参籠所

2018年09月22日 | 温泉

月山下山。

時刻は7時40分。

とりあえず晴天なり。

リンドウが緑に映えて美しいです。

一晩でこんなに紅葉したのですね。

頂上小屋も9/24までなんだそうです。

月山 佛生池小屋さんでは、修業の方々が・・・。

此処まで山頂から50分。いい感じ。

山頂小屋から計1時間50分弱で、御田原参籠所到着。

バスツアーの集団さんのご朱印待ちで混んでいました。

月山には、「山頂小屋」「9合目佛生池小屋」「8合目御田原参籠所」さんの3つの山小屋があるようです。

そうして月山本宮閉山後も、「8合目御田原参籠所」で御田原のご朱印を頂くことができます。

 

月山は「兎」さんで、湯殿山は「牛」さんなんですよね。

羽黒山はわからないんです。

どなたか教えてください。

 「8合目御田原参籠所」さんでは、食事などをしなくても休憩することができます。

お茶代は善意です。

月山の魅力の素晴らしさに私は、月山が大好きになりました。

去るのは寂しいと漏らすと、夫が「じゃまたここから登る?」というので笑。

次は湯殿山を目指します。

 

 


月山山頂宿泊の楽しみ

2018年09月21日 | 

海抜1,984mの月山山頂に宿泊するお楽しみは、多分ね、3つ以上。

何を持ち帰るかは個人次第。

ほらね、綺麗でしょ。

頑張って登ってきた甲斐がある、山頂の眺め。

 

 

山頂からの夕日。

神々しい、何とも言えない自然の素晴らしさ。

スゴイな。

こんな毎日が延々と行われているのですよね。

普段の夕刻は渋滞に巻き込まれ、夕飯は何にしようかと考え、家に帰って日報を打つ憂鬱さを感じなながら日々、生きるために生活していますが、ここは天上の別格です。

おお、こんな小さい花もこの標高の厳しさの中で生き抜いているんですね。

 

さて、ご来光はお部屋から。

5時前に起床して、ひたすら窓を見ていました。

5時40分頃。

こんなエネルギーは、普段の生活では感じる機会がありません。

すごく綺麗で、すごくあたたかくて・・・

月山大好きになりました。

再生の力がスゴイ、ありますね。


月山山頂小屋

2018年09月20日 | ホテル・宿

人生初めての山頂小屋宿泊。

東北百名山でもなかなか山頂小屋というのは珍しいと感じてきた私ですが、夫は北アルプス、南アルプスなど若い時に登頂しており、山好きの私が山頂小屋に泊ったことないなんて信じられない、と言います。

じゃ、今回は誕生日の節目に、山小屋で過ごそうじゃありませんか♪

山小屋、デビュー♪

山小屋の女将さんが、到着時間が遅れたことには言及せず、暖簾のかかった2階へ、とのこと。

すごく広いのに、ふたりで?

小窓からの眺めも、素敵♪

山頂小屋にはお風呂がないので、体拭きで全身を拭いて、持参した部屋着に着替えました。(歯ブラシ・タオルなし)

お部屋が曇りガラスなので、外から見えないようにひそかにね。

小窓からの景色。

18時夕食。

ちょっとトイレに行ってから・・・じゃ先に行くねと夫。

トイレは水洗ですが、紙はゴミ箱に捨てるシステム。

 

食堂に行くと、既に夫は同じテーブルのご夫妻にビールをおごられてご満悦ではありませんか!

私も、頂きま~す♪

 山頂小屋とは思えない、贅沢な夕食です。

月山筍、ミズ、きのこ・・・

ああ、感動。

そして幸せ♪

ちょうどご夫妻が同年代だったので、皆で楽しく会話しながら夕食を頂きました。

月山筍がぶっとくて、灰汁がなく、なんて美味しい天婦羅でしょう♪

部屋に戻ると、お布団セットされていました。

暖房がないので、戻った部屋は寒いです。

ホッカイロ1個お腹のあたりに忍ばせて、着込んで、くっ付いて寝ました。

完全個室ではないので、天井の上のほうが開いていて、午前2時頃アラームが鳴り、隣人の女性三人が、もぞもそと部屋を出ていく様子がわかりました。

あとで分ったのですが、星がすごく綺麗に見える時間なんだそうです。

流れ星も見えて。

山が好きじゃないと、山小屋宿泊はできないと感じました。

寛容な心がないと、多分厳しいと思います。

皆同じ方舟なんですよね、多分ね。

 

ジャーン、朝食は6時から。

 好きなメニュー。

なんと剥き茸の醤油あんかけとお新香もテーブルに各1皿。

月山の天然の恵み、豪華です。

イタドリの煮物も美味しかったし、ご飯も、天空で頂くものは本当に別格の味わい。

幸せしかありません。

来年、また来ますね♪

 

 


月山初登山

2018年09月19日 | 

2018年9月15日。

時間13時40分。

スゴイ眺めです♪

山に来たよ~♪

鳥海山が見えますね、美しすぎる!!

スタート13時50分。

月山八合目〜山頂(月山神社) 片道約 2時間10分(5km)とリサーチしましたが、結果的に山頂まで+30分。

まずは木道を歩きます。

こんな時期だから、木道沿いにはお花は無し。

多分これからなんだな、と思います。

ずっと木道である筈がない。

池を見ながら歩きます。

石の上を歩きながら、気がつくと少し上のほうに来ました。

鳥海山が見えるので、どれだけ登ったか指標になります。

ね、向こうに見えるあれが山頂だったらいいよね?

現実は、そんな甘くはない。

石ばかりゴロゴロして、隙があれば石の間に足が挟まったりするとバランスを崩して転びそうになるので、用心しないとです。

何しろ今回急なトラブルでサンダル登山だから、この辺りからスピードが落ちてきました。

鳥海山も雲海も眼下に広がって、見事な美しさです。

普段は家にこもって休日を過ごして、こんな感動的な風景に私積極的に出かけてみればいいのにね、なんて夫に言ってみます。

そうすれば?と言われますが、女一人で海抜1,984mを初めて登るなんて、やっぱり不安に思います。

だんだんと森林限界にきています。

火山岩がゴロゴロ。

破壊と再生が、現在で繋がったスゴイ眺めです。

鳥海山が遙か遠くの眺めになっています。

すごく歩いたんじゃない?

山頂はそろそろ?と思いきや山小屋が見えてきました。

月山 佛生池小屋到着です。

 

なんとここは9合目。

うっそ~、心折れます。

は~?

頂上まで1時間以上またまた歩くの?

嘘でしょ?

なんかの間違い、きっと。

念のためここでお手洗いをお借りします。

人生初のおがくずトイレ(使用料100円)

鳥海山がこんなに遠くになっています。 

ますますすごい眺めになって来ました!

此処からの石のゴロゴロがはっきり言ってキツイです。

行者返しの場所。

ここで修業したんだとそんなエネルギーを感じました。 

その後がキツイ。

霧も出てきて、私たちの後ろを歩く方もいないし、もうすれ違う下山者もいなく、心細く夫の背中について歩きながら、心では「羯諦羯諦(ぎゃあていぎゃあてい) 波羅羯諦(はらぎゃあてい) 波羅僧羯諦(はらそうぎゃあてぃ)と繰り返し、足が前に進む限り前に進むんだ」と自分に言い聞かせます。

しんどい。

けど、先導してくれる方がいるのは、なんとありがたいではないですか。

感謝!

山頂を信じて何度も山を回りこんでいつまでも辿り着かない焦りも、どうでもよくなってきたよ、まだ歩けるし・・・

そんな時なんか人工物が遠くに見えてきました!

感動しかありません。

もう、この苦行から救われる、と。

 

あいにく月山神社は閉められていました。

あとで分ったことですが、9/15が月山の閉山式で、午前中に神社は閉鎖されてしまったそうです。

あれが、山頂小屋では?

もう、あれしかない、絶対に!

夕日が見えるその場所で、岩の上に男性の登山者?が。

第一印象、四国遍路21番太龍寺で修業された空海さんみたい、という印象でした。

 

末筆にあたり、今回月山登頂にあたり四国遍路のお杖を持って登頂致しました。

途中下山される方々から「文字がたくさん書かれていてスゴイお杖ですね」と言われて「四国遍路で使っていた金剛杖です」と答えると「空海さんとご一緒なんですね」と声をかけられました。

空海さんも出羽三山と関わりがあるとの伝説があり、今回お杖を持って参拝しました。

お杖のおかげで転ぶことなく、何度も助けて頂きました。

 

人生の節目、誕生日に、羽黒山の五重塔特別拝観と秘仏公開、月山初登山、初めての山小屋宿泊も叶えることができ、こんなに素敵な誕生日に感謝の思いしかありません。

感謝、感激、感動♪

 

 

 

 

 


月山でのハプニング2回

2018年09月18日 | 

当初月山登山にあたって、姥沢パーキングから登頂しようという計画でしたが、リフトに乗らないで登頂する(私が高所恐怖症なので)3時間近くかかるのではないかということになり、8合目のほうが1時間位早く山頂に着く、というので急きょ予定変更。

月山8合目駐車場に到着したのは、13時40分頃。

下山した中高年の方が、車で爆睡しているのを何人か見たので、登頂は想像以上に大変かな?と思いました。

気合!最後は結局気合しかない!

しっかり登山靴の靴ひもを縛り、さあスタート・・・?

あれ?靴が何か変?

あっ!

靴底が剥がれています。

うっそ~!!

WILD-1で買ったゴアテックスの登山靴。

3回位しか使ってないと思う。

今までこんなの見たことない!

諦めよう。

廃棄しかない。

そして・・・

このKEENの靴しかないので、これで登るしかありません。

最悪だけど。 

でもこの靴は軽登山もしているし、信頼できる靴なので頑張るしかないですね。

↑月山登山後の靴の状態。

確実によれよれになってしまっています。

結局これで登頂はできたのですが、すれ違う人に靴を見られると恥ずかしいし、岩場が多いので岩のゴツゴツの感触が直足裏にきて足つぼ押しのような痛みが時々。

岩と岩の隙間に足がはまってしまった時の痛み。

足首に負担がかかり、スピーディーに歩けず、8合目駐車場から2時間40分もかかってしまいました。

月山登頂はしっかりした登山靴でないと大変です。

それが1回目のハプニング。

 

2回目のハプニングは、登頂後に知らされて、心がわなわなと動揺しました。

山頂の月山神社本宮でご朱印をもらう予定でしたが、到着すると16時半を過ぎており、神社は閉っていました。

神社の方の姿はチラチラ見えるので、翌朝にお参りしてご朱印を貰おう、と思っていました。

山頂小屋の女将さんに神社が開くのは翌朝何時かお聞きしたところ、

「あらぁ、今年はもう終わりよ。」

「え?どういうことですか?」

「今日の午前中(9/15)に閉山のお祭りがあって、入れるのは午前中までで、もう今年は終わったのよ。毎年そうなのよ」

「はぁ・・・」

一瞬目の前が白くなって見えましたが、そうそう、そういうことなんて普通にあることなんですよね。

「また来なさい」

そう呼ばれたんだと思います。

山頂小屋で時間を過ごしながら、早速来年の登頂日も計画しちゃいました。

 

それまでに登山靴買わなくちゃ。

きちんとした靴買うんですけど、1代、2代目とも登山後にどこかに忘れちゃって。

登山の時は普通、家から登山靴履いて出かけないので、山についてから履き替えるんですよね。

多分、下山して履き替えた時に、車に積み忘れたとか、登山靴で宿に着いた時、普通の靴も一緒に持って、普通の靴を履いてそのまま帰っちゃったりとか、そういうことだと思うんですけど。

登山するよとなって靴のクローゼットを確認すると、登山靴が無くなっていて、そこで知るって感じです。

おバカですよね、反省です。

登山靴の手入れも悪いし、靴底が剥がれたのも、多分カビが原因のような気がします。

モノは大事にしないといけませんね。

山が好きな人は、普段は使わないからこそ、山の装備をすごく手入れされていますよね。

本当に私はだらしなく、反省します。