「朗読と音楽deほっこりタイム」と題し、文学館にて演奏してきました。
朗読を趣味とする旧友と私のフルートで何か一緒にできたらいいねと話しをしたのが一昨年で、具体化したのが昨年末。
友人が取り上げたい作品は、なかだえり作「奇跡の一本松」。
となれば時期は3月。
何かバタバタと決まり、あっという間に本番を迎えた感。
会場を申し込むにあたり、またポスターやチラシを作成するにあたり、グループ名を考えねば…
音楽用語から取るとなると、良さそうなのは既にあちらこちらで使われているし…
で、イメージに広がりのあるネーミングの線で考えたのが、
「アンの夢」
逆境の時にでも夢や希望を持ち続けた赤毛のアンと、はかなさから希望までを含む夢。
3月15日(日)13:00~14:00
【プログラム】
第一部 朗読 なかだえり作「奇跡の一本松」
(挿入曲:F.プーランク・廃墟を見守る笛吹きの像、N.A.リムスキーコルサコフ・インドの歌)
休憩(15分)
第二部 フルートとピアノ演奏
中田 章:早春賦
S.ラフマニノフ:ヴォカリーズ
H.シュテックメスト:「歌の翼」による幻想曲
第三部 朗読 「金子みすゞ」詩集より 他
会場使用の条件として出されたのは、1.入場料は無料にする 2.会場設営は自分たちでする 3.ボランティア運営のカフェコーナーを来場者に大いに利用して頂きたい
3については、文学館の運営がすべてボランティアで行われているため(市からの補助が全く無いそう!!)、数少ない収入源の一つがカフェコーナーとのこと。
ボランティアの仕事は受付や清掃、外回りの花壇を含めた整備その他で、せめて交通費だけでも捻出したいのだそう。
我々もポスターやチラシは自分たちで作り、コピーも最少枚数に節約。
前日の会場作りは実際にはボランティアさん達も手伝って下さり、席は余裕をもって40ほど用意。
そして、いざ当日、あっという間に椅子が足りなくなり、追加した木製椅子もなくなり、パイプ椅子まで出す。
本番直前まで、出演者も椅子運び
100人を上回る想定外の人数で緊張は高まる、最前列との距離が近い、不慣れな会場…
と、集中力を欠いた演奏の言い訳をいっぱい並べる(笑)
アンの夢は続くのだろうか、今はわからない。
追記
翌日は腕の筋肉痛、ところが、3ヶ月経っても治らなかった左ひじの関節痛が改善している!
椅子運びが良いリハビリになったらしい…最大の収穫(笑)