グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

トン・コープマン オール バッハ オルガン リサイタル

2010-11-11 09:16:30 | 鑑賞

11月9日(火)19:00~ 札幌コンサートホールキタラ大ホール

プログラム
前奏曲とフーガハ短調BWV546
パルティータ「おお神よ、汝義なる神よ」ハ短調BWV767
幻想曲ト長調BWV572
ライプツィヒ・コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」
シュープラー・コラール「目をさませと呼ぶ声が聞こえ」BWV645
フーガト短調(小フーガ)BWV578
休憩
トッカータとフーガニ短調BWV565
18のコラール第4曲「おお愛する魂よ、汝を飾れ」BWV654
18のコラール第3曲「バビロン川のほとりで」BWV653
パッサカリアとフーガハ短調BWV582
アンコール
バッハ:オルガンコラール曲「主イエスキリストよ、我汝の名を呼ぶ」BWV639
ブクステフーデ:フーガハ長調BUXWV174

写真撮影禁止のアナウンスが流れる前にケイタイで。


このコンサートのCMを偶々テレビで見たのが当日の6日前。
そして、この方の演奏を偶々テレビで聴いたのがその1週間ほど前。
プログラムも同じオール・バッハ。
そして、この9日はもともと札幌に行く予定の日。
なんたる偶然!
キタラのオルガンコンサートは聴きたいと思いながら、まだ一度も聴いてなかったので丁度良い機会。
直ぐにネットで座席予約、翌日にはコンビニ決済チケット入手。
便利な世の中になりました。
こういう時はネット社会に感謝です。

翼を開いたオルガンは音楽と共にホール全体を包み込み、
その懐に抱かれて、厳かな気持ちと幸福感。
琴線に触れたのか、時にはポロッときたり…
キリスト教徒でもないのに、そう感じさせるのはやはり音楽の力。
パパバッハと奏者のお陰。

66歳のトン・コープマンは、終始青年のような身のこなしで、
椅子に座るときは回り込むのではなく、ヒョイとまたいで座り、
終わると同じようにしてこちらを向く。
子供時代を連想させ、クス。
ソリスト、伴奏者に留まらず、指揮者としても活躍されているそう。

重厚で嵐のように鳴り響く音楽から、可愛らしい小さな笛のような演奏まで、
幅広く聴かせて頂いた。


コメントを投稿