1983年
・いったん「普通の会社」に入った。が、「やっぱ、どうしてもプロへ行きたいんだ!」こんな根性を出したのが、
巨人にドラフト外入団した森田実捕手「20歳」だ。金足農業「秋田」を卒業して3年目。一度は「地道な道を進むんだ」と、
三井造船「千葉」に進んだ。もちろん少しばかり野球はやったのだが、昨秋、突然思い立ったように会社に退職願を出した。
「プロで、あこがれの巨人でやってみたかった・・・」で、新人テストを受けた。結果は見事合格だったが、プロアマ規定「高卒者で就職した者は3年間プロ入りできない」に引っかかり断念。「悔しかったけど、自分の決めた道だから・・・」以来、森田クンのひたむきな「闘争」が始まった。故郷の秋田に帰り、母校グラウンドでトレーニングを積む。また一方「会社を辞めて収入がないから・・・」ということで土木工事などもやった。そんな合間をぬって黙々と練習に励んだのだ。そして1年、再び巨人の新人テストを受け、再度合格。「人生は二度とありません。自分を賭けてみたい。だから会社を辞めたことも後悔しないし、いまは最高の気分です」地味なドラフト外選手ながら、根性は人一倍。「負けませんよ」森田は意気込んだ。
・いったん「普通の会社」に入った。が、「やっぱ、どうしてもプロへ行きたいんだ!」こんな根性を出したのが、
巨人にドラフト外入団した森田実捕手「20歳」だ。金足農業「秋田」を卒業して3年目。一度は「地道な道を進むんだ」と、
三井造船「千葉」に進んだ。もちろん少しばかり野球はやったのだが、昨秋、突然思い立ったように会社に退職願を出した。
「プロで、あこがれの巨人でやってみたかった・・・」で、新人テストを受けた。結果は見事合格だったが、プロアマ規定「高卒者で就職した者は3年間プロ入りできない」に引っかかり断念。「悔しかったけど、自分の決めた道だから・・・」以来、森田クンのひたむきな「闘争」が始まった。故郷の秋田に帰り、母校グラウンドでトレーニングを積む。また一方「会社を辞めて収入がないから・・・」ということで土木工事などもやった。そんな合間をぬって黙々と練習に励んだのだ。そして1年、再び巨人の新人テストを受け、再度合格。「人生は二度とありません。自分を賭けてみたい。だから会社を辞めたことも後悔しないし、いまは最高の気分です」地味なドラフト外選手ながら、根性は人一倍。「負けませんよ」森田は意気込んだ。