プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

丸川正充

2014-01-30 20:04:22 | 日記
1978年
・クラウンの新人・丸川は異色のプロ入りといえる。近畿大の控え選手だったが、自らテストを受けクラウン入りしたのだ。近畿大といえば、ドラフト2位で入団した山本隆造選手、4位入団の慶元秀章選手と同期生になるが「プロ入りを決めたのはボクの方が、二人よりずっと早かったのですよ」という。それはそうだろう。丸川が平和台で新人テストを受けたのは昨年11月13日のこと。「ランニング、フィールディングは抜群で、センスもありそうなので採用は決定的だった」浦田チーフスカウト。結局は10日後のドラフト指名で入団発表こそ山本、慶元に先を越されたが、クラウンへの情熱はオレの方が上だと、丸川は今でも信じている。広島の名門、広陵高校の出身で2年生時に遊撃の控えで甲子園の土を踏んだ。3年になってレギュラーになったが、母校は広島予選2回戦で敗退、さらに近大に進んでからは名手・山本の陰に隠れ遊撃の控えといったぐあいに、どうもツキがない。脇役人生について丸川は「守備では誰にも負けない自信があります。打力さえもっとシャープになれば・・・」と逆転への意欲を見せる。
コメント
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