プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

矢崎健治

2022-04-03 09:53:49 | 日記
1966年
高校時代は遊撃手だったがテストでは投手として受け見事パスした。打者としてもなかなかうるさい。高校では通算3割3分をマークしている。投手としての試合経験はわずか6イニングスだけ。それも一年生のときだというからゼロにひとしい。「明大を受験して落ち、夜間部にはいった。一年間全くボールを握らなかったので自信がなかったが、肩だけは人に負けない自信があったので投手でテストを受けた」とケロッといった。肩と同様心臓も強い。日南では連日若手のバッティング投手。そのあと投球練習場で150球ほど全力投球。やせすぎだが、真っ向から投げ込んでいく威力のある速球を認められての採用だけにキレがよい。備前コーチは「いい素質をしている。しかしまだ投手としての経験が浅い。だからこのキャンプでは基本をみっちり教える。難点はからだが堅いことだが、ゆっくり時間をかけてきたえたらおもしろい」と長い目でみている。風ぼうは中日の高木守にそっくり。中日にいたことのある石本ヘッドコーチが間違えたほどだ。矢崎は「安仁屋さんや外木場さんたちのピッチングをみているといやになる。すごく早いタマを投げている。でも負けていられない。同じ人間がやることだから不足分は努力によってどうにでもなると思う」と毎日午前六時に起き、梅ヶ浜に出て朝日を目前に見ながら約一時間体操、シャドーピッチングで基礎づくりに励んでいる。「現在の僕に目標はない。理論のうえでも技術的にも人より一つでも多く吸収することだけです」と楽しみな発言。藤村コーチは「あの根性はりっぱなものだ。努力するものはきっと勝つ」とひたむきな努力を続ける矢崎に注目している。

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ループ

2022-04-03 09:43:04 | 日記
2004年
日本ハムのループが実戦で調子を上げてきた。5回1失点の危なげない投球を「もう少しチェンジアップが抜ければよかったが、いい内容だった」と自画自賛。変化球でストライクを先行させ、最速144キロの直球を有効に使った。投げるたびに良くなる新外国人右腕に、ヒルマン監督は「経験豊富で投球の幅が広い。先発の可能性は高い」と評価した。

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