プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

北川桂太郎

2022-04-23 21:56:07 | 日記
1951年
北川は上手投げからの速球に有効なスロードロップをまじえ、八回二死満塁の唯一のピンチも森下を遊ゴロに打ちとって事なきを得、近鉄打線を散発六安打に押えた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加藤一昭

2022-04-23 21:52:26 | 日記
1951年
この日名古屋は第一試合に国鉄の意表をついて加藤(一)をプレートに送った。試合は最初高橋、加藤の投手戦らしさを感じさせたが、三回あたりまで高橋のシュートが冴えてスローカーブを唯一の武器とする加藤をしのぎ、国鉄は反対に高橋の二塁打、千原の単打で先行したが、名古屋は四回から野口に始まる四安打を集中、国鉄内野の不手際を交えて一挙に四点をあげさらに五回には安打敵失で一点、六回は西沢の十号ホーマーで二点を加え、国鉄挽回不能の大量点を奪った。一方滑りだしに不安を思わせた加藤は味方の得点に守られて気楽に投球をつづけ、これがかえって国鉄を散発の安打に打ちとる結果になった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅井守

2022-04-23 21:42:51 | 日記
1951年
攻めても西鉄はインシュート1点ばりの浅井に抑えられ四回1四球と河内の連失で拾った一死満塁を今久留主の左前適時打でものにし四、五回深見、日比野の長短打で計三点を報いスコアーの上だけで前半ハリ合ったにすぎなかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藪本和男

2022-04-23 21:26:16 | 日記
1951年


バックの好打に気をよくした薮本はシュートを内外角にきめて好投八回姫野にバトンを渡すまで近鉄の打線を僅かに三安打におさえシーズン初の白星をあげた。


1952年


近鉄は攻めては藪本の低目にきまる速球、シュートを打てず、四安打を散発したのみ。


1953年


藪本は低目の速球がよくきまり四回二死一、三塁、六回無死一二塁のピンチもなんなく切り抜けた。


藪本投手談「はじめはカーブを投げたが、これが思うようにいかないので後半はシュートを投げた。毎日の各打者はたしかに変ですよ。みんな芯に当たっていないようでした。このなかで西本さん一人がよかった。八回ごろから疲れて手首がきかず、ボールに伸びがなくなった」


藪本は五回以後も毎回のように安打の走者を出したが急所を速球とカーブで攻めに私鉄に追加点を許さず投げきった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マウンス

2022-04-23 21:15:57 | 日記
2004年
ヤクルトが今季初の3連勝を充実の内容で飾った。まずは先発のマウンスが来日初勝利。6回1/3で降板も5安打2失点と試合を作った。「自分の仕事が出来てうれしい」と初のお立ち台で笑顔。手薄の先発陣に、ひと筋の光を差し込んだ。この試合まで0勝3敗だった助っ人が好投。打線も上り調子とくれば、指揮官の口も滑らかだ。「マウンス?あとはカーブの切れ。五十嵐、石井の前に投げられる投手が出てくればな」と浮上への手応えを感じ始めていた。


一回二死一塁。小久保はマウンスの真ん中高めのチェンジアップに大きく左足を上げてタイミングを取る。「バットの先だったけどいい角度で上がってくれたね」打球は高々と上がり左中間席へ飛び込んだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラフィン

2022-04-23 21:04:10 | 日記
1997年
近鉄は1日、4人目の外国人選手としてレッドソックス傘下3Aポータゲットのジョニー・ラフィン投手(25)の入団を発表した。契約期間は5月から11月までの7ヶ月間で、契約金は1000万円、年棒3000万円。背番号は「44」。近鉄は今季獲得したミラッキ投手が不振で、一軍昇格のメドが立たないため、急きょ、新外国人獲得に動き、市原球団編成部次長が、4月27日に渡米、現地で正式契約を済ませた。同投手は、93年に3Aインディアナポリスから大リーグ・レッズに昇格。94年には7勝をあげた本格右腕。メジャー通算4シーズンで131試合に登板、10勝6敗3セーブ、防御率3.88。球団はミラッキを解雇せず、4人制でいく方針。ラフィンは9日にも来日する予定。


1971年7月29日、米アラバマ州バトラー生まれ、25歳。88年6月ドラフトでホワイトソックスに4巡目で指名されてプロ入り。93年にレッズでメジャー昇格。主に中継ぎで昨年までに通算131試合出場、10勝6敗3セーブ。中日のジミー・ウィリアムズはいとこ。1㍍90、77㌔、右投げ右打ち。


いいのやら悪いのやら…。近鉄の新外国人投手ラフィンの来日5日目でのデビュー戦は、何とも言えない怪投劇となった。内容はともかく、5回0/3を3失点と、結果だけを見れば堂々の合格点。「正体不明」と言われた男は、力量に疑問を残しつつも、チームにサヨナラ勝利をもたらしてしまった。前評判とはかなりの違いがあった。MAX148㌔のはずが140㌔止まり。ほとんどが130㌔中盤と、拍子抜けもいいところ。二回には目も当てられない3連続四球から3失点。スピードもなければ制球力もない。自ら「シークレット」と隠し通していた球種も、ストレートにスライダー、チェンジアップと平凡なもの。そう。看板に偽りありだったのだ。それでも三回以降はアレヨアレヨと言う間にダイエー打線を手玉に取り、六回途中まで無失点と持ち直す。「初めてにしてはまあまあだね。日本の野球に慣れていけば、やっていける自信はあるよ」7四球と見事な荒れっぷりを見せながら、この不適なコメント…。佐々木監督も「腕を振ってる割に、ボールは来んかったな。でも点取られた後でも、笑いながらマウンド上がっとったし気持ちは前向きやな」と、まずまずの評価。いつもヘラヘラと笑う八頭身の陽気な男。今度はピリッとした投球で本当の姿を見せてもらいたいもの。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする