1954年
巨人(ジュニア・ジャイアンツ)すでに松田、大友、笠原と優秀投手を一軍へ送り出したが、この三人に続くものとして、最も期待されるのは安原(倉敷工)だ。五尺九寸、十九貫の巨体から投げ下ろす剛球に中国筋の各打者を恐れさせていた。腰のバネが強く直球はよくのびるが、高めに浮くことのあるのは欠点。ドロップも鋭い。
1958年
安原はスピードもあり、内外角低めにシュートとスライダーがよくコントロールされ、五回まで2安打、無四球と中山に劣らぬ好投ぶりだった。
中山は速直球とブレーキのよいカーブで、安原は速い低めのカーブで打者を苦しめた。
巨人(ジュニア・ジャイアンツ)すでに松田、大友、笠原と優秀投手を一軍へ送り出したが、この三人に続くものとして、最も期待されるのは安原(倉敷工)だ。五尺九寸、十九貫の巨体から投げ下ろす剛球に中国筋の各打者を恐れさせていた。腰のバネが強く直球はよくのびるが、高めに浮くことのあるのは欠点。ドロップも鋭い。
1958年
安原はスピードもあり、内外角低めにシュートとスライダーがよくコントロールされ、五回まで2安打、無四球と中山に劣らぬ好投ぶりだった。
中山は速直球とブレーキのよいカーブで、安原は速い低めのカーブで打者を苦しめた。