プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

矢野修平

2024-04-07 11:11:30 | 日記
1998年

センバツではMAX146㌔のストレートで度肝を抜いた。130㌔台中盤のスライダーのキレも抜群でプロ志望なら上位で消える素材。

2000年


140㌔台後半のストレートが最大の魅力。まだ荒削りでスピードにもバラつきがあるものの、指にしっかりと掛かって、いいタイミングで投げられた時は素晴らしいボールを投げる。変化球をカーブ、スライダー、フォークと一通りマスターしているが、問題はコントロール。「今はストライクを取ることで精いっぱい」と矢野自身も語るように、変化球でカウントを悪くして崩れるケースが目立った。ストレートのスピードはあるのだから、まずは変化球で普通にストライクが取れるようになること。そうすれば、ピッチングもグッと楽になる。雰囲気は、伊良部(現エクスポズ)がロッテに入団したばかりのころを彷彿させる。プロの水になれてくれば、大化けする可能性を秘めている。今季は成績は気にせず、打者にどんどん向っていって、自分の力を試すようなシーズンにしてほしい。

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ベルトラン・スタニファー

2024-04-07 09:19:37 | 日記
2002年
新戦力、ベルトランとスタニファーがオープン戦に初登板した。技巧派左腕のベルトランは1回を4安打2失点。持ち球の変化球をすべて投げたが、制球が甘かった。中継ぎ候補の左腕は「結果はうれしくないけど、体の調子はいいのでこれからよくなる」と前向きに話した。速球派右腕と期待されるスタニファーは1回無失点。「きょう投げたのは直球とスライダーだけ。スピードもコントロールも、もう少しよくなると思う」と笑顔だった。

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ベルトラン

2024-04-07 09:15:47 | 日記
2002年
キャンプイン以来、安値を続けていたベルトランの「株価」が持ち直した。2回を1安打、2四球の無失点。この数字以上によかった投球内容に、山本監督も「今日は評価を上げてもいい」と買い気をそそられた感じだ。力を測るには「いてまえ打線」は格好の相手。首脳陣に好印象を与えたのは球威だった。2日前のオリックス戦では最速が133㌔だったのに、この日は137㌔までアップ。切れが出てきた直球で左の磯部、川口を連続三振に切った。北別府コーチによると、腕の振りが打者から見にくいタイプ。「球威が増せば、武器のチェンジアップがもっと生きる」と見ていた矢先のスピードアップだった。「まだ速い球は投げられる」とベルトラン。残る課題として低めへの制球力を挙げ、足取り軽く引き揚げた。

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筒井正也

2024-04-07 09:06:42 | 日記
2002年
ルーキー、筒井の評価が日に日に上がってきた。100㌔を超す巨体をゆすって、マウンドに登ったのが七回。福浦、初芝、大塚の中軸を力で抑えた。この日、登板した4投手の中では、最速の143㌔。「暖かくなるにつれ、スピードが出てきた。今日は何とか3人で抑えられてよかった」中でも、大塚を見送りの三振に切ったスライダーは満点の切れ味だった。沖縄では評価を落とし、日南に移動後、ファーム行きを命じられた。しかし、紅白戦で「実戦向きの投手」(北別府コーチ)と判明。社会人との練習試合でも好投し、また1軍入り争いに名乗り出た。「現在の調子はまだ、いい時の60点。まだまだスピードは出る」その強気の口調は新人のそれではない。

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スタニファー・ベルトラン

2024-04-07 09:00:55 | 日記
2002年


スタニファーは150㌔の速球とスライダーを武器に、米大リーグのマリーンズなどで通算82試合に登板。3勝6敗3セーブを挙げた。「日本で重要なのは制球力と思う。積極的な投球を見てほしい」とアピールした。昨季はカブス傘下の3Aアイオワでリリーフとして活躍。広島でもストッパー候補に挙げられている。「オフも投げ込みと走り込みを積んだ」と体調の良さを強調し、2月24日のオープン戦開幕戦(対ロッテ・都城)での登板に意欲を見せた。ベルトランは、メジャーではメッツなどで通算76試合に投げ、2勝3敗1セーブをマーク。昨季はフィリーズ傘下3Aスクラントンに在籍した。「野茂ら日本人選手と接し、ぜひ日本に行きたいと思っていた」と満面の笑み。「希望は先発だが、チームのためならどこでもやる」と力を込めた。オフは母国メキシコでウインターリーグに参加。「得意球はスクリューボール。チームが日本シリーズに出場できるよう、全力を尽くす」と自信を漂わせた。背番号はスタニファーが「42」、ベルトランは「43」に決定。両投手とも2月1日から、1軍主体の沖縄春季キャンプに参加する。


若手投手で活気のあるブルペンに、2人とも立たなかった。その後もコーチ陣を横目に、2人は笑顔を交えながらランニング。早々に宿舎に引き揚げた。スタニファーは「きょう投げると3連投になる。投げても1日40、50球。それがオレのやり方」とケロリ。ベルトランも「今のペースでも、開幕には十分間に合うよ」と、。意に介していない。しびれを切らした北別府コーチは、「もっとピッチを上げろ」と注意した。「OKと言ってはいたが…。まあ、彼らの習慣だろうが、郷に入りては郷に従えだろう」と半ばあきれ顔だった。スタニファーは先発か抑え、ベルトランは中継ぎでの起用が構想にある。首脳陣は力量を早く知りたいが、現在の調整では実力を測りかねているのが現状。日本の調整ペースの違いが、困惑につながった格好だ。山本監督は「2人にとって順調な調整でも、わたしから見れば明らかな出遅れ。シュールストロムは1歩じゃない。5歩もリードしとる」と、危機意識を求める。好調な投手陣の仕上がりに水を差しかねないスロー調整ぶり。実力のほどは23日の紅白戦まで持ち越されそうな雲行きだ。


調整遅れが懸念されていたスタニファー、ベルトランの新外国人が、キャンプ初の打撃投手を務めたものの、2人そろっての大乱調。不安が現実となった。ともに打者3人に対し、最速140㌔のスタニファーは70球を投げてボール球が31球、同130㌔のベルトランは89球中、44球がボール球。ほとんど打撃練習にもならないありさまだった。それでも、スタニファーは「今後、しっかり体を鍛え、開幕までにはもっと球速を上げたい」ときっぱり。ベルトランも「いい時には140㌔は出る。おれはスロースターターなんだ」と終始。強気だった。北別府コーチは「まだ評価は何とも言えない。まあ、とりあえず放ってはくれた。徐々にピッチは上がっているのでは」と期待をつないでいた。

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