1998年
センバツではMAX146㌔のストレートで度肝を抜いた。130㌔台中盤のスライダーのキレも抜群でプロ志望なら上位で消える素材。
センバツではMAX146㌔のストレートで度肝を抜いた。130㌔台中盤のスライダーのキレも抜群でプロ志望なら上位で消える素材。
2000年
140㌔台後半のストレートが最大の魅力。まだ荒削りでスピードにもバラつきがあるものの、指にしっかりと掛かって、いいタイミングで投げられた時は素晴らしいボールを投げる。変化球をカーブ、スライダー、フォークと一通りマスターしているが、問題はコントロール。「今はストライクを取ることで精いっぱい」と矢野自身も語るように、変化球でカウントを悪くして崩れるケースが目立った。ストレートのスピードはあるのだから、まずは変化球で普通にストライクが取れるようになること。そうすれば、ピッチングもグッと楽になる。雰囲気は、伊良部(現エクスポズ)がロッテに入団したばかりのころを彷彿させる。プロの水になれてくれば、大化けする可能性を秘めている。今季は成績は気にせず、打者にどんどん向っていって、自分の力を試すようなシーズンにしてほしい。