1990年
新外人バニスターが2日初めて投球練習を披露。軽い感じで75球、カーブも時折織り交ぜて一球一球丁寧に投げた。左の本格派。後ろが小さく前が大きい。いかにも大リーガーらしいフォーム。
ヤクルトのバニスターは5回で107球。球数が多かったが、日本のストライクゾーンの最終確認をしているため。スクリューボール、フォーク、スライダーなど多彩な変化球が微妙なところへ決まれば、かなり期待できそうだ。
オープン戦最後の登板となったバニスターが5回4四球と制球に苦しんだ。昨年六月に手術した肩の筋肉に力をつけるために、投げ込みを重ねたため、疲れがきているだけだという。しかし悪いながらも、右打者内角への直球とスライダーには威力があり、ピンチを切り抜ける投球はさすが。本人も「開幕はOKだよ」と、自信を見せている。
殊勲者はもちろん7回をゼロに抑えた先発のバニスター。内外角のシュート、スライダーを配し、せいぜい135キロの直球で巨人打者を詰まらせた投球術は「うまいねえ、バントを10本近くも折られちゃったよ」と藤田監督をうならせたほどだ。
新外人バニスターが2日初めて投球練習を披露。軽い感じで75球、カーブも時折織り交ぜて一球一球丁寧に投げた。左の本格派。後ろが小さく前が大きい。いかにも大リーガーらしいフォーム。
ヤクルトのバニスターは5回で107球。球数が多かったが、日本のストライクゾーンの最終確認をしているため。スクリューボール、フォーク、スライダーなど多彩な変化球が微妙なところへ決まれば、かなり期待できそうだ。
オープン戦最後の登板となったバニスターが5回4四球と制球に苦しんだ。昨年六月に手術した肩の筋肉に力をつけるために、投げ込みを重ねたため、疲れがきているだけだという。しかし悪いながらも、右打者内角への直球とスライダーには威力があり、ピンチを切り抜ける投球はさすが。本人も「開幕はOKだよ」と、自信を見せている。
殊勲者はもちろん7回をゼロに抑えた先発のバニスター。内外角のシュート、スライダーを配し、せいぜい135キロの直球で巨人打者を詰まらせた投球術は「うまいねえ、バントを10本近くも折られちゃったよ」と藤田監督をうならせたほどだ。