プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

ロドリゲス(近鉄)

2024-04-28 16:05:11 | 日記
2003年
近鉄が緊急獲得を決めた米大リーグ・カージナルス傘下3Aメンフィスのネリオ・ロドリゲス投手(32)=186㌢、91㌔、右投右打=が、正式契約を済ませた後、来週中に来日することが5日、分かった。ロドリゲスは捕手から転向してメジャー通算4勝を挙げた異色の右腕。近鉄は先発陣の一角として期待している。


新外国人のロドリゲス投手が、大阪ドームでの入団会見後、早速、ブルペンで約50球の投げ込みを披露。「ボールが強いし、コントロールもいい。先発として考えているけど、見た感じでは(抑えでも)いけそうだし…」視察した梨田監督の表情が思わず緩んだ。「ずっと先発でやってきたけど、チームのためならすべてに全力を尽くすよ」と、新外国人投手は先発でも抑えでも準備はOKだ。




来日してまだ10日目。初登板で、いきなり先発のロドリゲスが5回を8安打3失点に抑えて白星を挙げた。初回、3連打で無死満塁と最悪の幕開けにも、メジャー4勝右腕は表情ひとつ変えない。最速149キロの剛球で攻め、後続3人をピシャリと仕留め、無失点で切り抜けて波に乗った。「最初は力が入りすぎたけど、落ちついて投げられた。長いイニングを投げようと思ってたんだけど、疲れた」と初めてのお立ち台で笑顔を見せた。

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バートサス

2024-04-28 14:57:09 | 日記
1991年
「今日は本当にラッキーだった。うまくリードしてくれた古田に感謝しているよ」バートサスは201㌢の巨体を一杯に使って初勝利の喜びを表現した。立ち上がりから苦しいピッチングだった。ストレートが走らないうえに、カーブ、スライダーも決まらない。野村監督が「普通は低目に球が集まる投手なのに、高めばかりにいっていた。あの調子でよく2点に抑えたよ」と感心するほどの悪いデキのバートサスを助けたのは、覚えたばかりのフォークボールだった。以前から身長に比例する指の長さから有効だといわれていた新球を18日からミニキャンプをはり完全にマスターした。「3日前に覚えたのだが、非常によく、そのため7回までこられたんだと思う」勝負どころで、本人も驚くほどの効果を発揮し、自己最長イニングの粘投につながった。長身から投げ込む重いストレートに加えて、この新球を自在にあやつれるようになれば、好調ヤクルトの投手陣に、また強力な柱が誕生する。

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ロックフォード

2024-04-28 14:55:12 | 日記
1990年
フタをあけてみればまさかのロックフォード。巨人関係者はだれも13日の投球を見ていない。一塁側でウォームアップをする新外人に対して今季初めてといっていいほど真剣な視線をナインは送った。「もちろん資料はなかったよ。だから試合前はとくに絞り球も指示してなかった」と松原コーチ。初モノに弱い、といわれるG打線の看板をおろさせたのはやっぱり主砲の原。2回先頭打者としてストレートを左中間スタンドへ運び、打線のギアはいきなりトップに入った。「直球とシュート球が多いね。来日したばかりで評価は降しにくいが、どうしても打ち崩せない相手ではない」(藤田監督)ことを証明する様に、岡崎、駒田、中尾のクリーンアップも集中打。藤田監督を喜ばせた。「あれでカーブがあれば嫌らしいけどね。ウチにいたカムストックの方が数段上だよ。」と原は左腕恐怖症なし、と言った。




ヤクルトの新外人・ロックフォード投手(27)が13日、神宮球場でピッチングを披露した。192㌢の長身ながら腕の振りはサイドに近く、威圧感はもう一つ。変化球は低めに集めるという通り、カーブ、スライダー、シンカー、チェンジアップの変化球を投げ込んだ。直球のスピードは135㌔前後だが、捕球した古田は「すべての球がクセ球ですね」野村監督は「予想した通り。カーブが鋭くなかったなあ」とポツリ。手が長いサウスポー、左打者には打ちづらいかもしれない。

バニスターに代わるヤクルトの新外人投手、マイケル・ロックフォード(27)は十二日夕、成田着の全日空機で来日し、同夜、神宮クラブハウスで記者会見した。大リーグ経験は通算8試合(1敗)と少ないが「できるだけ早く日本の野球に慣れたい。自分は力で押すタイプではないが、直球、カーブ、スライダー、チェンジアップの4種類の球を駆使して勝負する。投げろと言われれば明日にも投げる」と長旅の疲れも見せず、意欲的に抱負を語った。


解雇のバニスターの代わりに投手不足の救世主として招かれたロックフォードだが、異例の初見参となった。右のスリークォーターから変化球でかわすタイプ。一回こそ戸惑い気味の巨人を3人で抑えたが、二回には2連発を含む4連打を浴びてKO寸前。一発を喫してマウンドを降りた。

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