1962年
かねてプロ入りのうわさのあった徳商の妹尾幸一投手(18)=城東中学出身=はこのほど南海ホークスへ入団することになった。同選手はさる九日に上阪して十日、大阪球場で南海球団の岩瀬常務、鶴岡監督、中原コーチ、富永スカウトが立ち合ってピッチングのテストを行ない、これに合格して入団が決まったもの。身長1㍍82、体重78㌔、右投げ右打ちで、徳商二年の三十五年春、夏の甲子園、秋の熊本国体に一塁手として出場、大型打線の主軸として桝田(大阪住友金属へ就職予定)広野(慶応大受験)両外野手らとともに活躍した。三年間の通算打率は3割4分6厘。三年生になってから投手(12勝5敗1分け)に転向していた。今後その柔軟な長身を生かして速球投手としての成長が期待されている。なお同選手は二十四日から中モズ球場ではじまる南海の自主トレーニングに参加する。
妹尾選手の話「念願だったプロ野球、それも南海というりっぱなチームに入団することができてうれしい。投手の経験は徳商三年生のとき一年しかないので、すぐ出場できるとは思わない。二、三年みっちり練習して早く第一戦で投げられるようにがんばります」
徳商須本監督の話「ピッチングか、打力か、いずれにしても体格がよいから、プロへ入っても精神的にさえしっかりすれば一人前になれると思う。プロで鍛えなおしてもらって一日も早く第一戦に出場してほしいものだ」
南海岩瀬常務の話「私が徳島(鳴門市)出身の関係から知人を通じて話があり、テストの結果、採用することになった。鶴岡監督も体格に恵まれているうえ、スピードもかなりあるので、投手としてその将来性を買っているようだ。私も技術は別として根性がありそうなので楽しみにしている」
かねてプロ入りのうわさのあった徳商の妹尾幸一投手(18)=城東中学出身=はこのほど南海ホークスへ入団することになった。同選手はさる九日に上阪して十日、大阪球場で南海球団の岩瀬常務、鶴岡監督、中原コーチ、富永スカウトが立ち合ってピッチングのテストを行ない、これに合格して入団が決まったもの。身長1㍍82、体重78㌔、右投げ右打ちで、徳商二年の三十五年春、夏の甲子園、秋の熊本国体に一塁手として出場、大型打線の主軸として桝田(大阪住友金属へ就職予定)広野(慶応大受験)両外野手らとともに活躍した。三年間の通算打率は3割4分6厘。三年生になってから投手(12勝5敗1分け)に転向していた。今後その柔軟な長身を生かして速球投手としての成長が期待されている。なお同選手は二十四日から中モズ球場ではじまる南海の自主トレーニングに参加する。
妹尾選手の話「念願だったプロ野球、それも南海というりっぱなチームに入団することができてうれしい。投手の経験は徳商三年生のとき一年しかないので、すぐ出場できるとは思わない。二、三年みっちり練習して早く第一戦で投げられるようにがんばります」
徳商須本監督の話「ピッチングか、打力か、いずれにしても体格がよいから、プロへ入っても精神的にさえしっかりすれば一人前になれると思う。プロで鍛えなおしてもらって一日も早く第一戦に出場してほしいものだ」
南海岩瀬常務の話「私が徳島(鳴門市)出身の関係から知人を通じて話があり、テストの結果、採用することになった。鶴岡監督も体格に恵まれているうえ、スピードもかなりあるので、投手としてその将来性を買っているようだ。私も技術は別として根性がありそうなので楽しみにしている」
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