1977年
南海は八日午前十一時から大阪・なんばの大阪球場内会議室で、昨年のドラフト4位指名、日通浦和、村上之宏投手(21)=184㌢、75㌔、右投げ右打ち、栃木県・高根沢高卒=の入団発表を行った。南海が一年越しに獲得した村上は、ことし阪神が1位指名した三協精機の伊藤投手と並ぶ逸材といわれる期待のルーキー。入団発表に臨んだ村上は森本代表、広岡監督から「即戦力としての期待は大きい。新人王を取るようがんばってほしい」と励まされ、長身を折り曲げ緊張気味。それでも「早く投げたい。ストレートでどんどん押していきたい」と自信もちらり。「どういうタイプの投手をめざすか」との質問に「昔の堀内さんのような投手になりたい」と昔を強調して笑わせた。高校時代にはノーヒット・ノーラン、10連続奪三振などを記録、社会人になってからも昨年、ことし都市対抗野球大会に出場。また南関東地区大会で優秀選手賞を五回受賞している本格派。入団交渉に当って古谷スカウトは「江川より一年下だが、栃木県では江川か村上かといわれたほど速い球を投げると紹介するほどのほれ込みよう。
南海は八日午前十一時から大阪・なんばの大阪球場内会議室で、昨年のドラフト4位指名、日通浦和、村上之宏投手(21)=184㌢、75㌔、右投げ右打ち、栃木県・高根沢高卒=の入団発表を行った。南海が一年越しに獲得した村上は、ことし阪神が1位指名した三協精機の伊藤投手と並ぶ逸材といわれる期待のルーキー。入団発表に臨んだ村上は森本代表、広岡監督から「即戦力としての期待は大きい。新人王を取るようがんばってほしい」と励まされ、長身を折り曲げ緊張気味。それでも「早く投げたい。ストレートでどんどん押していきたい」と自信もちらり。「どういうタイプの投手をめざすか」との質問に「昔の堀内さんのような投手になりたい」と昔を強調して笑わせた。高校時代にはノーヒット・ノーラン、10連続奪三振などを記録、社会人になってからも昨年、ことし都市対抗野球大会に出場。また南関東地区大会で優秀選手賞を五回受賞している本格派。入団交渉に当って古谷スカウトは「江川より一年下だが、栃木県では江川か村上かといわれたほど速い球を投げると紹介するほどのほれ込みよう。
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