プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

吉田孝司

2014-02-28 17:50:18 | 日記
1969年

一軍では昨シーズン、実績ゼロだったが、イースタンでは二十一試合で三割二分六厘(三ホーマー、十四打点)をあげた巨人の吉田が五年目のことし、オープン戦から起用され、一軍昇格を期待されている。九州での西鉄シリーズ第二戦(八日、平和台)では森を押しのけて先発でマスクを被り三打数二安打の活躍。西鉄シリーズは通算七打数三安打という成績。「ようやく力をつけてきた。ことしはオープン戦でどんどん使って森の控えにしたい」と川上監督から高く買われている。しかし、まだ一軍の細かいチームプレーにはついて行けず、藻類ではヒットエンドランのサインを見逃すポカをやるなど若さを暴露している。吉田は神港高時代から大型捕手として注目され、四十二年には上田、林らとドジャーズ・キャンプに留学するなど首脳陣からも大いに期待されていた。しかし、その後、もう一つ伸び悩み、大橋(大洋へ移籍)や槌田の陰にかくれ一軍入りができなかった。五年目に春が訪れてきた吉田は「一時は野球を諦めていたけれど、辛抱した甲斐がありました。ことしこそこのチャンスを生かして第一線へ飛び出さなければ・・。とにかく死にもの狂いでやりますよ」と、目の色を変えている。四年間の下積みの成果を見せてほしいもの。

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