プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

長島吉邦

2012-04-16 21:42:56 | 日記
・1973年
これまで、まったく話題にならなかった新人の長島が、オープン戦、3月23日の太平洋戦で完投勝ちした。完投は安田「ヤクルト」に次いで二人目。しかも6安打1失点という見事な内容だった。「バックを信頼して打たせて取る投球をしただけ。結果を考えず思い切って投げたのが良かったと思う」と長島は自信タップリ。制球力がいいだけに、ストレートにもう少し力がつけば公式戦でも十分に戦力として期待できる。
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河野安彦

2012-04-15 12:22:59 | 日記
1983年・・・年俸350万

・1982年は一軍公式戦に初出場。4打席、3打数、1三振、1四球。若返りの大洋だけに今後もチャンスは十分ある。

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石井昭男

2012-04-15 12:21:41 | 日記
1981年

・開幕を直前に控えたドラゴンズ首脳陣の中に「外国人選手・不要論」が挙がっている。その大きな理由は4年目を迎える
、石井昭男外野手の存在だ。入団時は全くの無名。東海大からドラフト3位で中日入り。176センチと小柄だが、実力は「知る人ぞ知る」で、巨人の黄金ルーキー原辰徳をして「石井さんがプロで通用しなかったらボクはとても・・・」といわせた猛者。東海大時代は原の教育係をしたシッカリ者だ。小兵だがパンチ力抜群。スイングの速さは石井の長所である。これまで期待されながらキャンプ終盤のケガに泣き、もっぱら代打要員。だが今季はカケるものがある。「女房をもらったしね。それに後輩の原が入ってきた。かれには負けられません」新・打撃コーチ、黒江が田野倉とともに一番しぼった男だ。秋季練習、自主トレ、キャンプで一日500本は必ずバットを振らされた。中日の外野は田尾と新外人・スパイクス、藤波など強敵がひしめいている。実績面で落ちる石井には狭き門だ。「だからオープン戦が必死。首脳陣にアピールするチャンスです」石井は燃えに燃えるが、黒江コーチの眼は「先発メンバーに加えたい器」と見抜いている。

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石本貴昭

2012-04-15 12:20:12 | 日記
投球フォーム・・・左オーバースロー本格派「ワインド・アップ プロ入りしてからはノーワインド・アップで投げた時期もあった」


球種・・・ストレートのMAXは全盛期で152キロ程度。スライダー、シュート、カーブ、SFF「スプリット」。フオークを投げることができるが、実戦ではほとんど使うことがなかった。その理由は、どこへ落ちるか分らないフォークより同じ落ちるなら、よりスピードのある
SFFの方が自信を持てるということだった。


1986年・5月18日・近鉄ー西武7回戦「ナゴヤ」観衆3万・・試合時間・2時間31分
西武000000000・0
近鉄00001000・・1
勝ち・柳田・・セーブ・石本・・負け・東尾・・本塁打・村上8号

石本投手・投球内容・2番手・3回3分の2・・3安打・・三振3・・四死球2・・自責0

・こんなに早い抑えの投入も珍しい。味方が先制点を奪ったすぐ後の6回、近鉄の先発・柳田が一死を取ったところで石本がマウンドに立った。柳田は、もちろんそれまでも零封。しかもこのとき、走者がいなかったのだから「もう少し投げたかった」と言ったのも無理はない。しかし、その石本が7、8回に先頭打者を出したものの、140キロ台の速球で押し、後続を断って危なげない投球で1点を守り、勝利につなぎ、柳田も「ありがとう」と頭を下げた。岡本監督は、この継投を「最初から考えていた。相手が東尾で、そう点を取れないから1点で勝つつもりだったから」と言った。まさに頼りになる抑えだが、石本は昨年70試合に救援、先発ゼロで勝率一位の19勝3敗7セーブをあげた。それが今季は先発投手が頑張っているため「1点差?そんなにきつくなかった。連投でもないし、間隔もあいていたから」と言った。近鉄は、この前の阪急戦とこのシリーズの初戦を村田、佐々木、小野の三本柱で落としたが、前日、若い依田で勝った後、ようやくこの石本の登場である。「投手陣は豊富」と言いたげな、鮮やかな石本のロングリリーフだった。

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佐々木修

2012-04-15 12:18:12 | 日記
投球フォーム・・・プロ入り後、6年目ぐらいまでは左ヒザ故障の負担を軽減するためサイドスローだったが、以降は完全な
アンダースローに改造した。下手投げ特有のクセ球を持ち、制球も優れている。


球種・・・ストレートのMAXは140キロ程度。カーブ、スライダー、シンカー、シュート。



1991年・6月30日・近鉄ーオリックス14回戦「藤井寺」観衆2万3千・試合時間・2時間56分
オ001000100・2
近01000600・・7
勝ち・佐々木・・負け・ホフマン・・本塁打・村上5号、高橋智12号

佐々木投手・・投球内容・9回・8安打・三振3・・四死球3・自責2

・6回に一挙6点の援護を受けた近鉄の先発・佐々木はスライダー、シンカーを巧みに投げ分け、4月18日以来の完投勝利で4勝目を挙げた。

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渡辺純志

2012-04-15 12:17:54 | 日記
1977年
・3月5日の阪急とのオープン戦でドラフト4位の渡辺が、5回に田淵の代走で出場し、そのままショートを守って見事4安打。「いいやあ、嬉しいですねえ。甲子園というのはやはりいいムードですね」と、感激することしきりだった。ルーキーといってもノンプロ・
東洋紡岩国で6年間プレーした24歳だが、まるで18歳のような笑顔だった。

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赤松一郎

2012-04-15 12:15:58 | 日記
投球フォーム・・・右サイドスロー「アンダースローで投げていた時期もあった」


球種・・・打者胸元をえぐる速球は威力があった。カーブ、シュート回転する独特のシンカー。

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松尾英治

2012-04-15 12:15:24 | 日記
投球フォーム・・・プロ入り後、オーバースローからサイドスローに改造


球種・・・ストレート、カーブ、スライダー、決め球はシュート。

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片岡光宏

2012-04-15 12:14:15 | 日記
投球フォーム・・・右オーバースロー「184センチ、80キロの恵まれた体格を生かし、大きなフォームと しなやかなリストで小気味よく投げ込んでくる」


球種・・・胸元へシュート回転で決まる速球、大きくタテに割れるカーブ、シンカー、シュート、プロ入り後に習得したフォーク。


1981年
「期待度」
・好投手揃いのカープ投手陣にあって、片岡の速球の威力は1,2を争う。「高校出だし、3年をメドにしていたが今年から上でやれそうだ」栄光の背番号「14」を譲った外木場コーチは大いに期待する。

「強心臓」
・昨年、ルーキーながらウエスタン・リーグで7勝4敗、防御率2,40をマーク。その中で出色だったのが8回2死までノーヒット・ノーランを続けた近鉄戦。「調子がよかったので3回ころから記録を意識した」と堂々といってのける。


「教育リーグ」
・昨秋、フロリダで行われた、パイレーツ、ヤンキースとの練習試合で3勝1敗。「アメリカ人は顔に出すからやり易すかった」とここでも強心臓をみせる。

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古溝克之

2012-04-05 12:47:43 | 日記
投球フォーム・・・・左オーバースロー「ノーワインド・アップ。球威のなさを多彩な変化球とテクニックでカバーする」


球種・・・・ストレートのMAXは137キロ程度。カーブ、シュート、フォーク、決め球はシンカー。



1988年・3月10日・オープン戦・ヤクルトー阪急「神宮」
急000103000・4
ヤ000010000・1
勝ち・古溝・・負け・西岡

古溝投手・投球内容・7回・2安打・自責0

・阪急の先発・古溝は7回を2安打。低目の制球がよく、球威もあった。左の先発要員として期待されてるが順調な仕上がり。
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豊田誠佑

2012-04-05 12:46:54 | 日記
1980年
「江川キラー」
・明大時代は六大学屈指の強打者と評判。怪物・江川「法大」に対し通算13打数9安打を残し「江川キラー」として有名。

「売り物」
・しぶとい打撃に加えて遠投100メートルの肩、ベース一周14秒5の足と三拍子揃った点が強み。特に足は走れる選手の少ない中日では大きな売り物。「速さというよりタイミングとスライディング」で盗塁もこなす。

「ポスト高木」
・3月19日の近鉄オープン戦に8番二塁で先発出場。「いわれたのは前日の試合後。高校時代に遊撃の経験はあるけど二塁は全く初めて」の即席ながら まずは無難にこなしセンスのよさを披露。



1984年・5月17日・巨人ー中日9回戦「郡山」観衆2万5千・試合時間・3時間4分
中日001100102・5
巨人000020200・4
勝ち・市村・・セーブ・牛島・・負け・西本聖・・本塁打・金山1号、田尾9号、吉村2号、豊田3号

豊田選手・・・途中から2番センター。1打数1安打、2打点。

・巨人は、あと一つアウトを取れば勝ちというところまで中日を追い込みながら、西本聖が代打・豊田に逆転2ランを喫し、中日戦・通算7連敗となった。

「豊田、初の勝利打点」
・西本聖から逆転2ランを放った、豊田は「監督に言われて、カーブに狙いを絞っていたら、スーッと真ん中にカーブが入ってきた」と表情を崩しっぱなし。プロ入り初の勝利打点とあって、9回は守備につきながら「頼むから抑えてくれ、とマウンドの牛島に祈るような気持ちだった」という。
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当銀秀崇

2012-04-05 12:46:27 | 日記
1973年

・「守りの人」が「打の男」に変身した。いつも長池の守備固めとして試合の終盤から右翼に入っている当銀が、その話題の主。日拓3回戦で、サヨナラホーマーという劇的な活躍を見せたからだ。「手ごたえがあったので、打った瞬間、これは入ったと思った。なんともいえないいい気分だった」プロ入り初めてのヒーローインタビューに、その声は上ずり気味。ホームランは、これでプロ入り3本目だが「なんといってもこの一発が一番、感激性がある」といかにもうれしそう。「これまで、ほとんど守りで使われてきたが、ボクとしてはもちろん打って守れる選手になりたいんです。これを機会に守りの当銀から打の当銀へイメージチェンジを目指しますよ」殊勲の一発が認められた。

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長松純明

2012-04-05 12:46:02 | 日記
1977年

・4月21日、晴れて一軍入りを果たした長松はニッコリだ。福岡工大からロッテ入りして3年目の強肩捕手だ。突然の朗報に、相好は崩れっ放し。「与えられたチャンスを、精いっぱいプレーして、もっと大きなものにしたいです」とキッパリ。この長松、実は次代のレギュラー捕手と折り紙をつけられていた若手の有望株だった。ところが、昨年、足を骨折したことでキャンプ、オープン戦で同期に入団した入沢に遅れをとっていただけに、小躍りしたのもムリからぬ話し。かって大学時代には、平和台球場のバックスクリーンに直接ぶつけたという鉄砲肩。今後、どんな活躍をするか楽しみだ。
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小沢誠

2012-04-05 12:45:45 | 日記
1980年

・入団1年目の今シーズンは、ファームでじっくりと鍛えられたが、イースタンでは外野レギュラーとして一番を打ち、岡田二軍監督を「打力と走力では新人のレベルを抜いている。将来の不動のトップ打者になれる素質は十分」と喜ばせた。埼玉・川越商からドラフト外で入団した。ただいま若手の成長度№1の座を守っている。内角を引っ張り、外角は右方向におっつけて打てるシャープな打撃には定評があるが、小沢の武器は何といってもベース一周13秒7の快足。ことしのジュニア・オールスターの走塁競争では、山崎「広島」らを抑え、見事に優勝している。この俊足を生かそうとスイッチ・ヒッターへの改造に踏み切った。しかし、まだ未完成の部分が多く、試合ではほとんど右打ち一本でやってきた。もっとも本人は左右打ちに魅力を感じており、意欲いっぱい。「目はいいし、足は球界一だろう。肩がやや弱いが、左右打ちに成功すれば一軍入りの大きな武器になる」と二軍首脳陣は評価する。秋季練習で本格的にスイッチ打法に取り組む小沢の成長ぶりが楽しみだ。
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井本隆

2012-04-05 12:44:31 | 日記
右オーバーハンドの本格派「ワインド・アップ」


球種・・・・ストレート、ドロップ気味の落ちるカーブ、シュート、スライダー、フォーク。



1980年・4月6日・近鉄ー南海前期2回戦「藤井寺球場」観衆7千・・試合時間・2時間34分
南海000000000・0
近鉄20200001・・5
勝ち・井本・・負け・杉田

井本投手・投球内容・9回・5安打・三振4・四死球0・・自責0

・近鉄の井本がすばらしいピッチングで、南海を寄せつけなかった。左打者5人を並べた南海打線に対し、井本はストレートを主体に力でグイグイ押しまくった。速球が低めに決まり7回までは散発2安打、二塁さえ踏ませなかった。結局5安打に封じ、無四球で完封一番乗りを果たした。
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