1966年
広島県福山市にある福山電波高の浅野ー岡田のバッテリーはそろって第一次会議で産経にドラフトされた。福山電波高は野球部をつくって四年目だが、学校が重点的に野球に力を入れたかいがあって急激に力をつけてきたチームでことしの五月、広島県高校総合体育大会では初優勝して、夏の予選でも優勝候補にあげられていた。広島一番の安定感のあるピッチングをする浅野とスラッガー岡田捕手のバッテリーの力がずばぬけていたからだ。県予選では二回戦に松永高に6-1で敗れる番狂わせで甲子園の土は踏めなかったが、すでにプロのスカウトの間で評判になっていたので産経にドラフトされた。
1973年
岡田英樹捕手(24)・・福山電波高、東海大、1㍍82、75㌔、右投右打、広島、背番号63。
・鮫島とともにテスト入団。馬力があり、社会人(本田技研)の経験が買われた。