プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

五井孝蔵

2023-06-18 16:22:38 | 日記
1959年
昭和25年、近鉄パールズ創立とともに立教大学から参加関根、黒尾とともに投手陣の三羽烏といわれた。サミダレ投法は有名で荒い。ピッチングながら、その剛球はものすごかった。ただ惜しいことに、この未完の大器に、適切なコーチがなく磨かれなかったことは五井にとって不幸であった。当時、阪急の浜崎真二監督は、五井の才能をおしむあまり、五井を所望したが実現しなかった。38年頃から、その強打を生かして三塁に転向したが、ここでも話題になったが、しかしながら成功しなかった。29年かぎりで近鉄を去り30年に川崎コロムビアにはいったが、これも32年かぎりでやめて、いまは実務一本に打ちこんでいる。現在、川崎にあるコロンビア本社の電気生産課購買課につとめ、その方面で手腕を認められている。誠実にして地味な性格が野球より仕事の方が…と五井をしてふみ切らせたものだが、野球人として残した野性味豊かなピッチングは、当時のファンには忘れられない。立教大出身、六大学時代からスター選手として騒がれていた。東北人らしいボクトツさがマナーであってか、まれにみる豪球も、25年から29年までの近鉄では実を結ばず不運なプロ野球生活だった。

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塚本善之

2023-06-18 14:44:34 | 日記
1988年


高校通算42勝、防御率1.50と安定している。長身からキレのある速球を投げる。「体が細いのでまず下半身を鍛える。フォークは得意ダマ」

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芦沢公一

2023-06-18 14:41:48 | 日記
1988年


速球にも力があるが、郷土のヒーロー・堀内投手(元巨人)を思わせる大きなカーブがいい。「もちろん堀内さんのような投手が目標」
まだ下半身が弱いがカーブが一度上に上がった感じで落ちてくるので面白い。シュート、フォークもあり体さえできれば…。

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水沢英樹

2023-06-18 14:38:48 | 日記
1986年


右上手投の剛腕水沢。百四十㌔台の速球は超高校級。


1987年
春の全県選抜と東北大会を制して、優勝候補の一番手。水沢は速球にカーブ、シュートを織り交ぜる。三年生になってうまさも増した。


142㌔を記録した速球を武器にする水沢、昨夏に続く2年連続出場。


春のV校経法大付は、投打にバランスの良い大型チーム。投も1年の時から、マウンドを守っている水沢が、直球とカーブの配球良く成長。


1988年


高校時代の1試合平均の奪三振数が12。度胸も良く、あとはじっくり基礎体力を養えば…。

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渡辺政仁

2023-06-17 22:21:58 | 日記
1987年
フロリダ留学中に左肩を痛め、今シーズンはほとんど活躍できなかった。現在でも全力投球は出来ず、復帰のメドを来シーズンに置いている。しかし、将来は同期の桑田とともに巨人の柱となることを期待される実力派の左腕。北陽高時代、PL学園に甲子園出場を阻まれたとあって、桑田には今でも激しいライバル心を燃やしている。力強いフォームから繰り出される140㌔台の速球に加え、留学中に覚えたという本場仕込みのチェンジアップは来季の飛躍へ、大きな武器となるはずだ。

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山本幸正

2023-06-17 22:12:13 | 日記
1992年
山本はカーブだけとれば一級品だ。これだけキレのある変化球を投げる高校生は珍しい。180cmの長身で、ボールを離すまでの腕の振りが大きいところも魅力。投げた後の右足のケリにバネが利いているため、ボールに変化とキレがある。ただ、体重の移動がスムーズにいかない。ストレートがイマイチなのはこのためで、あのカーブをプロで通用させるには、ストレートにもっと磨きをかけなければならない。

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福山龍太郎

2023-06-17 21:51:25 | 日記
1998年


秋のリーグ戦でノーヒットノーランを達成。速いというより重い球質で、スライダー、シンカーのキレのよさも◎。制球難が不安。

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金田高義

2023-06-17 21:43:42 | 日記
1958年
鹿児島県の指宿という温泉。いぶすきと、かわったよび名の暖かな土地、そこにある広いグラウンドの片すみのブルペンで、真新しい国鉄のユニフォームをきた若者が、いっしょうけんめいピッチングをしている。背番号は45。「よしっ、だいたいそれでいい。そのステップの要領をわすれるなよ。ふみ出し足をつっぱりすぎると体重がまえにのらないので、たまにのびがなくなるー」「シュート・ボールがうまく投げられてこそ、おまえのそのカーブがきくのだよ。まて、ちょっときけ、そうきばってシュートばかり投げると、ひじを痛くする。気をつけろよ」「コントロール、コントロールだ。プロ野球のバッターはこわいよ。シュートでもカーブでも、コーナーぎりぎりに、自分の思うように投げられないといけないんだ」ピッチングのコーチをうけるのはことし国鉄にはいってきた金田高義という若者。身長1㍍77、体重73㌔ほど。ピッチャーとして文句ないからだつきをしている。出身校は愛知学院高校だ。心配そうに、そしてうれしそうに、この新人投手を教えているのは、いわずとしれた日本一の名投手金田正一選手だ。兄と弟なのだ。左の金田兄、それに、右の金田弟の両投手だ。1対0のまま七回を終った。それまで金田弟はよく投げた。国鉄は大事をとって、八回から右の金田弟の救援に左の兄投手を出した。この作戦はずにあたって国鉄は勝った。勝利投手はもちろん金田弟であるが、弟を救援した兄投手のピッチングは、いつもにましてよかったーと、そんな批評が書かれるのはいつのことか、そう遠い先のことではないだろう。「おい、散歩にいこう」夕方のひととき、兄は弟を誘った。「つかれたか。めしはうまいか。つかれるとくえなくなるからな。あまり無理をするなよ」と、そんな心配をする正一投手でもある。「うん、つかれちゃいないよ。一生懸命に練習するだけさ、それしかないもの」高義投手の言葉はゾンザイで、兄貴に甘えた言い方だけれど、-ああ、いい兄だ。…ようし、スワローズに入団した以上、僕も兄に負けないように、そしてつばめのように早いたまを投げてやるぞ、と心に誓うのだった。びゅんびゅん投げろ!金田兄弟。

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川内八州男

2023-06-17 20:11:40 | 日記
1983年
BLACK SILVIAは行きつけのスナックでマスターと客がわいわいがやがや話し合っているうちにできたチームで、名称は監督の郡貴美男さんの乗っていたクルマが日産の黒いシルビアだったことからついた。イージーな創立事情の割に、メンバーは本格派が多く、近鉄、中日でかつて活躍した川内八州男サンやノンプロ日本熱学にいた内田信男サンなどがいる。昨年は、19戦して16勝3敗。

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松尾英治

2023-06-17 20:02:31 | 日記
1987年
秘密兵器といわれて、早や五年目。今年は打者に背中を向ける変則投法も完成。長身からのサイドスローで、打者はボールの出所がつかみづらい。武器はナチュラル気味のシュートと、キレのいいスライダー。今年はフロリダに約半年間野球留学して、実戦経験のなかから決め球にさらに磨きをかけ体つきもたくましさを増して帰ってきた。巨人ファームではモテモテ男で、マタ下93センチはモデルも顔まけ。一軍に上がったら、たちまち人気者になることうけあいだ。

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原田明広

2023-06-17 19:54:42 | 日記
1987年
 
多彩な変化球が持ち味。若さに似合わず、カーブ、シュート、SFF、ナックル…など約10種類の魔球を投げ分ける。もちろん、コントロールもいい。ストレートは135㌔程度と十人並みだが、その球を速くみせるために、クイックモーションを取り入れるなど、頭を使った投球も持ち味である。昨年は練習生扱いで、ファームでも一度も出番がなかったがそれにクサらず黙々と練習を続けてきた努力家。「原田を見習え」とは須藤二軍監督が新入団選手に必ずいう言葉だ。
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北崎純一

2023-06-17 19:50:01 | 日記
1985年
広島は九日、ドラフト外で京都商高の北崎純一投手(17)=186㌢、83㌔、右投げ右打ち=を獲得した。契約金1千万円、年棒二百八十万円(いずれも推定)同投手は本格派の速球投手で八球団のスカウトがマークしていた。ひじを痛めたことで他球団はあきらめたが、広島は故障が完全に治っているのを確認して獲得した。


1986年


ストレートとフォークボールが武器、基礎体力をつけて、これにさらに磨きをかけて、北別府さんを目標に頑張っていきたい。


速球主体に縦の変化で勝負する、本格派右腕ピッチャー北崎純一。今年カープに入団した新人の中で一番大柄な選手である。


ドラフト外、契約金1000万。中央では無名だが伸びのあるストレートと、鋭いカーブが武器。1年生のときからエース格として、近畿高校球界では注目されていた。昨秋の日南キャンプに参加して、認められた。

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北原喜久男

2023-06-17 19:41:28 | 日記
1988年


ズシッと重い速球を武器にドラフト3位入団。


担当の宮本スカウトによれば馬力とスタミナが高校生離れしているという。「同期生は投手が多いので、なんとしても勝ち残りたい」


契約金3500万、下半身が安定しており、速球の威力は十分だ。3、4年先には戦力となるが、バッティングもよく、特に長打力にすばらしいものがある。スカウトのなかには打者として大成するかもと評価している人もいる。


ガッチリとした体格で馬力のあるピッチングをする。カーブ、制球力ともに良い。技よりも力で勝負するタイプ。


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金田高義

2023-06-04 11:13:04 | 日記
1956年


兄正一とそっくりだが違うのは右腕。中京地区で阪神に入った本間と剛球ぶりはどちらかといわれただけあってこれからの活躍は見ものとなろう。
山田、金田両投手も最近調子を上げ、スピードとカーブの切れの良さに、加えてシュートをマスターし、自信をつけている。


1957年


この得点に心理的な余裕をもった金田は、外角低目に快速球をビシビシ極め、カーブの切れも素晴らしかった。

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久保貴裕

2023-06-02 14:21:38 | 日記
1992年


京都成章・県大会ベスト8
MAX141㌔の速球が武器。ほかにカーブ、スライダー。

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