空がすっきり

2001年11月18日 | テレビ

先日、息子と車に乗っていたら、
「あ、電線がない」と助手席のKがいう。
ノートパソコンを買うために、
車で移動していたときのことだ。
前方を注意しながら上を見ると、
なるほど、電線がない。
そういえば電信柱が一本もない
日頃生活していて、空を見ることのない私は、
そう息子にいわれるまで気がつかなかった。
電線がないと、すっきりしていて空が気持ちいい。
しかし、観光地でもないのにお金をかけてまで、
する必要があるのか、というのが私の感じたことだ。
川越の蔵造りの街並みに電柱がないことは知っていた。
それは、観光地だからそうしたのだろう。

今日、電線地中化事業の完成セレモニーがあった。
私はあることは知っていたが、今日とは知らなかった。
空のすっきりした写真でも撮ろうかなと思って、
天気もよかったのでデジカメを持って家を出たのだ。
すると駅前のスクランブル交差点のところに
ビニール製のアーチがあり、
その先には、折りたたみイスが並べられていた。


    


午後、ビーシュを飲みながら東京女子マラソンを
観ているうちにコタツで寝てしまった。
ブラスバンドの行進曲で目が覚めた。
そういえばパレードをやると、楽家で聞いていた。
パレードだ、パレードだ。
私はパレードが大好きだ。
中学、高校と、
ブラスバンドで何回パレードをやっただろう。
私の吹くトロンボーンはいつも先頭だ。
それが気持ちよかった。
急いでスクランブル交差点まで行ったが、
ブラスバンドの音がやんでいた。
ほんの200メートルぐらいしか
パレードはしなかったようだった。
所沢消防署のブラスバンドだった。
しばらく私はそこにいて、ブラスバンドの人たちが、
記念写真を撮っているのを見ていた。
その頃、空は曇ってしまったが、
やっぱり電線のないのはすっきりしていいと思った。

コメント
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