今回、私が埼玉の家に来た一番の目的は、外壁と屋根の塗装をする会社を選ぶことだった。
この家は建ててから31年たっていて、それなりに外壁も屋根も傷んでいた。
1階和室の天井に雨漏りのシミのようなものがある。
台所の外側の壁が膨らんでいるところがある。
勝手口ドアの上のあたりに穴が開いていた(一応ここは、私がパテを買って埋めた)。
雨樋もかなり傷んでいる。
単純に、外壁と屋根を塗装すればいいというわけにはいかないと思っていた。
去年、近所に外装塗装をしていた家があった。
そこの家の人に女房が「うちも近いうちに外装塗装をしたいんです」ということを話したら、
そのときにその家の外装塗装したFという会社を紹介していただいた。
そして「F通信」というA4一枚のチラシをもらった。
その裏表に、季節のこと、暮らしのこと、リフォームのことなどが丁寧に書いてあった。
この会社は、ご主人が社長で奥さんが一級建築士だった。
私たちは、この会社に見積を依頼してみようと話し合った。
天井の雨漏り跡、外壁の膨らみ、などの診断を一級建築士にしてもらいたかった。
私としては、その他に2社ぐらい見積をしてもらおうと考えていた。
24日にその会社のサイトを見てメールを送ったら、
翌日電話が来て、午後に来てくれることになった。
社長と一級建築士2人で来た。
私は家の中を案内して見てもらい、そのあと夫婦で細かく外の様子を見てくれた。
何ヶ所もデジカメで写真を撮っていた。
そしてその見積の結果を今日持ってきてくれた。
報告書に写真付きでコメントが書いてあった。
「観察場所 外装(南)」
> 外装の状態です。大小のひび割れを確認しました。
> ヘアクラック程度であれば外装塗装時にコーキング補修後、塗装で良いかと思われます。
> 大きく広がっていたり、下地から浮いている箇所につきましては、Vカット補修や解体後補修が必要となります。
> 足場設置後に全面点検が必要となります。
というように書いてあった。
この他の場所にも書いてあった。
「外装(東)ひび割れ」
> 上記、ひび割れ部の写真です。
> 1F和室、天井のシミはこの部分からの雨水浸入による可能性もあります。
> 浮きが無い場合はコーキング補修後、塗装をおすすめします。
外壁や屋根のリフォームの話を聞いて、私と女房は納得した。
金額的にも私たちの考えていた見積金額だったので、この会社にお願いすることにした。
(あるホームセンターのリフォーム部門のパンフレットに、同じような金額が書いてあった)
できれば他の会社に相見積をしたほうがいいのかも知れないが、
私が長野県にいてそれはなかなか難しい。
私たちは、このご夫婦といろいろ話をして、まかせていいと思った。
そんなわけで、このFという会社に外装塗装をお願いすることにした。