徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

最後の試験

2006-02-04 07:50:18 | 勉強
最後の試験を受けた。あまり好きではないオーラル試験。どうなることかと思ったけれど、先生たちも助けてくれ、そこそこ答えられたと思う。

びっくりした質問は、

温度計が発明されたのはいつですか?

と聞かれたこと。そういえば授業で「1861年」と言っていたなぁ、と思い、答えた。その質問は、

では、それ以前の気温はどのように知ることができるのですか?

という本当の質問につなげるための前振りだった。本当に驚いた。

納得いかないのは、

温暖化対策にとってもっとも重要な年は何年ですか?

と聞かれて、私は「97年のCOP3です」と答えたら、先生たち「え??」と・・・あせった私は「COP3で京都議定書が話し合われ、具体的な数値目標が決められたから」と付け加えたけれど、どうやら先生たちは「92年のUNFCCC」を答えて欲しかったらしい。

でも、「重要な年」って、そんなあいまいな聞き方をしていいのでしょうか?私にとってはやっぱり97年が「もっとも重要な年」だと思う。そして、温室効果ガス削減がうまくいった暁には、京都議定書が発行した2005年を「もっとも重要な年」としてもいいと勝手に思っている。話し合うだけでは温室効果ガスは減らない・・・

結果は月曜日以降にコーディネータを通じて連絡する、と言われたけれど、待ちきれずに聞きに行ってしまった。快く教えてくれた。まぁ、そんなもんかな、という評価だった。

何はともあれ15個授業を取り、試験に合格したので、後は修論のみとなった。修論は早速来週、教授のところに行って話しをするつもり。ちゃんと修論を書けるかどうか早くも心配・・・