徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

日本語

2006-02-19 19:36:41 | Weblog
いくら母国語とはいえ、普段日本語を使っていないとたまにおかしなことになる。

先日日本人の人(普段の生活は主に英語)と日本語で話をしていたら、突然、

Actually (実際はね)...

と言い出した。わざとかと思ったけれど、言った本人が、「何が『actually』だよ」と自分で突っ込んでいたので、どうやら素だったらしい。

別の日本人(普段の生活は主にドイツ語)と日本語で話をしていたとき、突然単語がドイツ語になった。私が意味が分からず「え??」と言ったら初めて気がついたらしい。

今、ドイツ語で言った?

と。

そういう私はどうかというと、ドイツに来て最初の3ヶ月は

クラスメートに「ねぇ」と話しかけそうになっていた

外見がアジアンなクラスメートだけでなく、南米出身の人にも「ねぇ」と話しかけそうになっていた。

さすがに今はそういうことはなくなり、やはり逆に日本語のボキャブラリーが少なくなったように思う。

夏に両親と旅行に行ったとき、レストランでスタッフがお皿を指しながら「May I take it?」と聞いた。母が「なんていったの?」と聞いてきたので、

お皿を持っていいかどうか聞いたんだよ

と言ったら、

あぁ、『お下げしてよろしいですか?』ってことね

と直された。そう言おうと思っていたけれど、どうもうまく出てこなかった。普段の会話も「これって日本語ではなんていうんだっけ?」ということが増えた。

日本語にはそこそこ自信があったけれど、使わないと忘れていくのね・・・
コメント (2)
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