早起きしてMont Saint-Michel(モンサンミシェル)へ。朝7時にモンパルナスを出発するTGVに乗るため、ホテルを5時半過ぎに出た。朝食のパンをもらえるか聞いたら、もらえた。しかも、普通のときは1人クロワッサン1つと、バゲット3切れくらいなのに、この日はバゲット1本くれた(もちろんクロワッサンは1人1個)。バゲットは、1本まるまる差し出され、「・・・」となっていたら、「カットしようか?」と聞いてくれ、カットしてもらった。
パリのメトロは朝5時半が始発(始発駅発の時間)なので、受付の人が、
タクシー呼ぶ?バスで行くの?
と心配してくれた。始発のメトロに乗ったけれど、なかなか混雑していた。パリの朝は早いらしい。
TGVでは、アナウンスはフランス語だけ。ちょっと驚いた。日本の新幹線はちゃんと日本語と英語があるのに。
レンヌの駅に到着後、バスでモンサンミシェルへ。バスはほぼ満席だった。昼前に到着し、散策しながら名物、といわれるオムレツを食べた。やわらかいふかふかのオムレツだった。
修道院は、やはりきらびやかなところではないので、ちょっと薄暗く、私好みではなかった。日本語の案内があるので、それを頼りに見学。
見学後、お土産屋さん(日本人の店員さんもいた)を見てまわり、15時15分のバスでレンヌに戻った。モンサンミシェルは私が行きたくて仕方のない場所だったけれど、行ってみたら、修道院とレストランとお土産屋さん、という観光地だった。そして、日本人が多かった。特にお昼過ぎになるとたくさんのツアーの人がやってきた。
予定より少し早くレンヌの駅に着いたので、駅の中のカフェに入ろうと思った。父が、牛乳を飲みたい、というので、牛乳があるかどうか英語で聞いてみたら、
英語、分かりません
と言われた。ここまではっきりと拒否されたのは初めてで驚いた。さすがフランス。片言のフランス語でがんばろうかと思ったけれど、近くにキオスクがあったので早々とあきらめた。