日本人・外国人を問わず、好きな人が多いジブリ。ソクチくんも私もジブリ好きなので、愛・地球博記念公園にあるサツキとメイの家に行ってきた。公共交通機関で行けるから、便利といえば便利だけれど、辺鄙な場所と言えば辺鄙な場所なので、行きたいと思いつつも足が向かなかった。
サツキとメイの家の見学は、予約もできるけれど、当日券もあり、予約状況は日々更新されていたので、当日券を狙って朝早く行った(天気の良い日曜日)。電車(リニモ)を使い、公園自体は駅のそばから始まったけれど、サツキとメイの家はそこから
徒歩で20分くらい
かかった。朝一番の見学受付が始まるよりも前に到着し、一番乗りだった。受付もまだできないので、少し小高いところにある展望台からメイトサツキの家を見られる、と案内が出ていたのでそれに従って展望台へ行った。緑の中に家が建っていて、本当アニメのようだった(写真右下)。見学前に清掃をするようで、何人かのスタッフが掃除をしていたのが見えた。
受付に戻り、チケットを購入。1回の見学は50人までで、30分間。最初の15分間に家の中を見学するグループと、後半の15分間に家の中を見学するグループに50人を分けた。
室内見学時は撮影禁止。でも、
箪笥や押し入れなどは開けてよし
だった。人様の家を荒らしている気分だった。外で見学するときは写真撮影は自由で、頑張って手を伸ばして室内の写真を取るのもOKだった。15分しかない室内見学で写真撮影可にすると、全部の見学は無理だと思ので、妥当だと思う。
押し入れやタンスに入っているものは、季節によって変えるそうで、季節ごとに違ったものを楽しめる。さらに、この家は、
実際住める
家だそうで、水も出るし、お風呂のお湯も沸かせるそう。お風呂は意外に小さかった。アニメでは親子3人で一緒にお風呂に入っていたけれど、本当に入れるのかな、という大きさに感じた。
2階は立ち入り禁止だったけれど、階段にどんぐりが置いてあってなかなか細かい演出がされていた。
外には、井戸(水が出る)や自転車、メイちゃんが覗いた底の抜けたバケツ、トトロが置いたどんぐりが床下にあったり、と、小道具が充実していた。スタッフの方が、『このバケツはこう使って写真を取るといいですよ』とか、『縁側で写真を撮りましょうか』と声をかけてくれて親切だった。
洋間のテラスの柱の1本は、アニメではぐらぐらしていたけれど、ここでは
お父さんが補修済み
の設定だった。写真右上は、玄関の鬼瓦。トトロの「と」だった。
30分の見学はあっという間だった。もう少し見学したかった。ジブリパークができるそうなので、ジブリパーク開園後に行けたらいいなぁ。
ドイツに戻ってからアニメを見ながら「どのくらい再現されているのか」を見てみた。サツキとメイの家を建てるにあたり、材料も苦労して作った&集めたようなので、そのためか、あるいは強度の問題なのか、窓の形など、いくつかアニメとは異なる点もあった。
サツキとメイの家見学後は、特に他に見たいものもなかったので、ぶらぶらと歩きながら電車の駅へ。時々霧がでる小川(写真左)があり、きれいだった。公園入り口ではポピーがきれいに咲いていた。
行った日は日曜日で、お昼前くらいに駅に戻ってきたけれど、
駐車場がほぼ満車
だった。小さい子どものいる家族にはよい場所なんだろうな、と思う。