喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



広島出張からの観光、いよいよスタート!今日は鞆の浦を観光した後、福山城を見てきます。



昨日・今日と中国地方北部は大雪ではあるけど瀬戸内海側は天気悪くない!朝からうれしい朝日のサプライズが。



そんなに朝日に期待はしていなかったのですが、朝風呂入っていたら想像していた以上に素敵な朝日が出てきたので急いで風呂から出て写真を撮りました。手前に見える工場群からあがる煙と、朝日のコンボがなんとも印象的。朝から大変いいものを見せてもらいました^^



カンデオホテルの朝食バイキング!いつもは食べ過ぎてしまいますが、今日はせっかくだしご当地の魚料理を食べるべく、控えめに…と思いつつもこの他にパンとかデザートをおかわりして〆にコーヒー2杯。いつもと変わりませんやん。。。



今回はレンタカー借りず、バスと徒歩で観光します。あいにく9:00発の鞆の浦行きバスに間に合わなかったので、20分バス停で待ちぼうけ(福山駅から20分間隔で出てる)。天気は良いとはいえ今日もなかなか寒いので、外で待つのは冷えました。



観光のパンフレットとか欲しければ鞆の浦バス停で降りて、観光センターに行けばよいと思います。自分はホテルでパンフレットをもらっていたので、終着である鞆港バス停まで。朝のうちはまだ空いてます。



鞆港で降りると、目の前は港。ここはどこ??状態。まずはサザエさんも訪れたという対潮楼から行ってみますか。坂を上がっていく手前にむろの木歌碑があります。これも観光スポットの1つのようです。


①対潮楼(9:55-10:10)


ちょっと高いところにあるので、見晴らしがよい。寒いからさっそく建物の中に入ります。入場料は200円



こちらの景色が日東第一形勝(朝鮮より東で一番美しい景勝地という意)です。柱を額縁に見立てて窓からの景色が絵のように見えるというものです。確かに!生で見るとかなり雰囲気もあっていい景色ですよ。



サザエさんのオープニングでここが取り上げられたキャプチャも飾ってありました。サザエさんオープニングで全国まわってるからな~、うらやましい。自分も目指せサザエさんだな。



ちょうどそこへ、坂本龍馬が!なぜこの時代に??と思ったらコスプレした人でした。これは一緒に写真撮ってもらうべきだろ?ということで係の人にお願いして撮ってもらいました。いいタイミングで船が入ってきてくれていい一枚が撮れました^^協力してくれた皆様、ありがとうございました。



対潮楼を後にして次の目的地は、対潮楼から見えたあの島!仙酔島といって最初は1日に2~3本くらいしか船出てないだろうな~とか思っていたら、なんと1時間に3本出てるんです。それだけ有名な島なんでしょう、これを知ってもちろん行かないという選択肢はありません!



片道5分程度の船旅です。振り返って取った写真もいい感じ。どこ撮っても絵になる素敵な場所なんですね~、これはファンになるのわかるなぁ。




②仙酔島(10:35-11:50)


到着!外で景色を眺めてたから気づかなかったけど、いつの間にか結構人が乗ってたんだな。どうやらこの島、温泉もあるみたいだけどさすがにその準備は…。とりあえず島の景勝地をまわってみます。



砂浜に出ると、国民宿舎が。船は夜21時くらいまで出ているので、正直ここに泊まってもよかったんだが。。なんか安いプランはこの旅館じゃなくて、外のテントに泊まるみたいなんだよな~。さすがに仕事道具もってテントに泊まるのはセキュリティ的にね、、、よくないよね。



ちょっと進むと、あった!あれがテントです。一応中は二重になっていてコタツもついているから寒くはないらしい。



砂浜を超えると、いよいよ海岸の崖のふもとの遊歩道が待ってます。



ただこの遊歩道…途中から歩道じゃなくなってくる!波が遊歩道に入ってきて油断するとビショビショになりますよ^^;



そして仙酔島の景勝である五色岩はこの波が打ち寄せる歩道の中にあります。ゆっくりと写真撮ってられんわ~。確かにいろんな色の岩があってじっくり見たいんですが、それ以上に波が気になる。なんとかならんかなぁ、惜しい!



営業しているのかよくわからないが塩工房を通り抜けると、ここからは山登りか…?



実際は山登りもできるみたいですが、そっちに行くと1時間以上かかりそうなので今回は展望台に登るだけでやめておきます。スーツだし…。こちらは仙人が岳展望台。ここまで来るのも実際山道みたいなものだったが。



復路の船の出航まで時間があったので御膳山展望台にも登ってみました。上で描いた仙人が岳展望台からの景色もよかったけど、ここ仙酔島では鞆の浦を一望できる御膳山展望台からの景色が一番よかったかなと思う。波と戦いながらの五色岩鑑賞もなかなかインパクトすごいけどw




ちょうど船が来たのでそろそろ本島に戻ります。予定より少し長くなってしまったけど、魅力たっぷりの島でした。やっぱり泊まって登山してみたいなぁ。もちろんスーツじゃない時に^^;


船から降りてレンタサイクルを借りるか検討。鞆の浦に来る前は借りて午後から一気に観光しようと思ってましたが、結論としてレンタサイクルは借りませんでした。理由は鞆の浦自体坂が多いのでレンタサイクルを借りても返って自転車が邪魔になる(道が急だったらり、狭かったりして使いにくい)ことと、思っていたよりメインどころは密集しているので十分に歩いて回れると思ったからです。



昼食にはまだちょっと早いから、先に鞆の浦名物「常夜燈」を見に行きます。途中に通る古い町並みもチェックポイントです。



よく見ると、ポニョとトトロが。宮崎駿監督がこの地を気に入って2カ月くらい滞在していたという話があるので、その時に寄付したものでしょうかね。せっかくだから僕のサインもいかがですか?なんて誰も欲しくありませんよね。




③常夜燈(12:05-12:15)


そして常夜燈に到着。土曜日なのに思ったより混んでないなぁ。見て終わりなので有名ではあるけどそんなに長居するようなところでもないのか?



せっかく来たんだし、階段に座って少し休むことに。特にやることがなくても、のんびりしていく。。そんなのがこの町には合っているのかもしれませんね。上空にはおびただしい数のトンビが飛んでいました。



続いて鞆の浦を見渡せる医王寺へ。道中、保命酒の本店がありました。保命酒は鞆の浦の地酒で、薬草などを10種使って造られてるらしい。自分は養命酒をイメージしました笑保命酒を売っている店はたくさんあるけど、蔵元も4つくらいあるそうなので、味も若干違うみたいです。試飲できるので、気に入ったところで買うことができます。



医王寺への道は坂を100メートルくらい上がったところ。自転車借りなくてよかったと思いました^^;



④医王寺(12:25-12:35)


お寺は特に中に入って見るものてはないけど、鐘のあたりから見渡せる鞆の浦の町並みがきれい。



さっきいた仙酔島があんなに遠くに見える。思ったより移動してきてるんだなと実感。



帰りは来た道とは別に仁王門を通って戻ります。こちらの道は、かなり急だ!近いからか、どことなく尾道に雰囲気が似てる平賀源内生祠なんてのもありました。



交番はこんな外観です。観光客だとパッと見てわからんだろ^^;



ようやくお腹が空いてきたのでお昼に。食事処は観光センター付近に集中してるけど、せっかく医王寺の方まで来てたので、クチコミで評価ぎ高い「おてび」へ。


昼食(12:55-13:20)



ここのおすすめは小魚定食。地元でとれた小魚の佃煮の盛り合わせが食べられます。味付けも、酢漬けだったり、甘しょっぱかったり色々。ごはんの量がちょっと少なかったけど、おかずの種類が多いので、最後までどんな味だろうっていう楽しみがあったし、これはオススメです!鞆の浦というと鯛が有名ですが、こういうのもいいですね。

で、困りました。予定していたところは全部見てしまったのに時間が余ってる。お寺を1つ1つ見ればそれなりに時間がかかるけど、中心を言われる、対潮楼・仙酔島・常夜燈・医王寺あたりを見るだけならそんなに時間がかからなってこった。

かといってこれで帰るのも勿体ないので、鞆の浦歴史民俗資料館のひな祭りを見てきました。



⑤鞆の浦歴史民俗資料館(13:30-13:50)


ここからも鞆の浦を展望できる!こ、これは、、仙酔島・医王寺・鞆の浦歴史民俗資料館と3方向から鞆の浦を港を見れるということか。これほどいろんな角度から眺望できる港も珍しいと思います。

ちなみに、鞆の浦歴史民俗資料館の中は撮影禁止!中は古い時代のひな人形が展示されていました。それこそ平安時代のひな人形とか。数人見学してましたが、ちょっと昔の人形って雰囲気怖いですね^^;



それでもまだバスまでは時間があったので、プラプラしながら町を散策。無料開放している民家の中にはひな人形や昔の電話が飾ってあった。



保命酒もこのタイミングで買いました。試食で保命酒の飴ももらったけど、シナモンが強すぎて保命酒とは別物の味だった^^;ポニョの噴水(?)も見つけました。意外と気づきにくいところに隠れてたりしますw



港の方を歩いていると粉雪がまってきたぞ…。鳥取や島根で降っている大雪が風で運ばれてきてるのか??鞆の浦の先端には鳥居とお稲荷さんがありました。



圓福寺への坂道を登っているとネコがいた。この辺はネコがやたら多く、ネコカフェなるものもあった。こういう所も尾道と重なります。



⑥圓福寺(14:20-14:25)


ここも特に見どころというものはなかったけど、観光客がなんとなく立ち寄る場所なのか、3組くらい見かけた。



ネコちゃん基金というのがあって、募金箱が設置されていた。寄付によってエサとか買ってもらってるんだろうか?



最後に名物タイ焼きを食べてバス停へ。豆乳入りらしいが、普通のタイ焼きよりサクッとしていて甘くなくここ最近食べたタイ焼きの中でもおいしかった。値段は100円と安め。

店を出ると、有料駐車場が満車になって車の列ができていました。朝は空いていたのに…レンタカーとか車で来るときは注意が必要ですね、思ってるより駐車場は多くないので。


14:35発のバスにて福山駅へ
鞆の浦の雰囲気は自分もすごく気に入りました。仙酔島に泊まって山に登って山頂から鞆の浦を眺めてみたいですねw歴史ある町なので、歴史を知ってからくるともっと楽しめると思いました。さて、福山に戻って福山城に行ってきます。



⑦福山城(15:30-16:15)


昨日の夜のライトアップが印象的。のぼれる城にはのぼっておきたい派なので迷わず入館。このお城、博物館になっていて中には徳川家康や、水野勝成の等身大リアル蝋人形があります。江戸時代最後の最も完成された名城と言われていたんだとか。ちなみに中は撮影禁止です。



まぁ名城ということもあり、資料もたくさんあったのだけど、とにかく一番感じたのは「寒い!」。エアコンは導入されているんだけど、稼働してない。2月の一番寒い時期に暖房入れてないって何のために導入してるんよ^^;見学した人の誰もが思ったことでしょう…



最上階からは新幹線をはじめ福山の街を一望できます。鞆の浦は…ちょっと位置的に見えなさそうですね。一時雲がかってきたけど、ここから景色を眺めるころにはまた快晴に戻って、日が当たるところは暖かかったです。ふと思いましたが、新幹線の停車駅って大抵城がありますね!城があるところが栄えていたということを考えると、そこに駅ができるのは自然なことなのかもしれないけどな。



さぁ、、福山も大分満喫したし駅に行きますか~。福山のお土産というと、駅では広島と岡山のお土産が両方ありましたが、広島の方を選んでもみじ饅頭にしまいた。にしき堂のバラエティもみじ饅頭です。夕食は駅の幕の内弁当にして新幹線の中で食べることに。あ~今日は歩き疲れた。家に着くまでは約5時間の長旅(うち東海道新幹線が3時間半…)。なぜかあまり寝れなかったという…

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■今回のベスト3

1.仙酔島
2.対潮楼
3.鞆の浦の町並み


鞆の浦の雰囲気がとても印象に残りました。仙酔島の温泉に入ってゆっくり泊まってみたい。対潮楼は坂本龍馬と写真を撮れて船まで入ってるといういいタイミングの1枚が撮れて満足でした。尾道のすごくよかった記憶があるので、隣町だし、時間があれば両方回ってみたいなぁと思いました。


■残念だったで賞
・福山城
とにかく寒かった。暖房いれてくれ~。


■旅の忘れ物
・仙酔島に泊まる・登山する
・レンタカーを借りて阿伏兎観音に行く
・もうちょっと歴史の勉強をしてから来たい


■旅のお宝

保命酒(ちょこちょこ飲んでます。やや甘くて飲みやすい!)


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