喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



きのこ検定3級の勉強を始めましたが、まぁ趣味の範囲で気楽にやってますが、過去に食べたキノコで誤解があったのを発見したり、育ててみたいキノコが見つかったりと結構面白いです。

まず過去の誤解であるイッポンシメジについて。
昔、地元で父が山から取っていたキノコの中にイッポンシメジと呼ばれる苦いが香りのよいキノコがあったが、テキストには毒キノコであると書いてあってびっくりした。読み進めると、このイッポンシメジは正式名称と、地域での愛称の2つがあって、正式名称の方では毒キノコに分類されている一方で、地域の愛称だと、北関東ではウラベニホテイシメジをイッポンシメジと呼んでいて、苦みがあるが食用なんだと。ここまで読んで、なるほど自分が小さいころ食べていたのはウラベニホテイシメジなのだと理解した。同時にこのウラベニホテイシメジと同じ時期・同じ環境下で見た目もよく似たクサウラベニタケという毒キノコが発生するという事も知り、うちの父とじいちゃんはこれ区別した上で採っていたのか?と疑問も沸いた^^;(死亡例もある毒キノコで、ベテランでも完璧に見分けるのが難しいことからメイジンナカセという呼ばれ方もされているんだとか)。今後会ったときにどう見分けていたのか聞いてみるとしよう。

地域の愛称が、他のキノコの正式名称と同じっていうのは、地域以外の人からするとかなり紛らわしいと思うが、そういう知識を持っていないと、関東の人からイッポンシメジだよって貰った場合、毒キノコくれたのか?って勘違いされたりしそうです。(そんなシチュエーション自体なかなかないだろうけど)奥が深いぜ!


あと、育ててみたいキノコ。ヤコウダケという夜になると光るキノコです。中国で夜になると薬品漬けにされた肉が光るというのが昔ニュースでやっていたけど、こちらのキノコは天然の光りなのでご安心を。キノコ栽培キットというのもあって、家で楽しく栽培することもできるみたいです。今のところ特に買う予定はないですが、このキノコ、非常に興味があるな。

あと、当初の目的では山で生えているキノコを見極めたいとか、キノコ狩りやる前に勉強したいとか思っていましたが、これはテキストの勉強では無理だ。画像検索すると同じ種類のキノコでも時期や生育具合で見た目が全然違うし、紙で覚えたくらいで自信満々にキノコを判別するのは危険すぎる!まずは確実に安牌のところから覚えて、疑わしきは触れず、くらいでやらないと痛い目みそうです。てか毒キノコ食べて何かあったら保険ってきくんだろうか…?きのこ狩りはやっぱやめとこうかな^^;

テキストに載っているキノコをブログで検索して、毒キノコを食べてみたとかキノコ狩りの日記を見るのも楽しいです。まぁ普通の人は山に入ってキノコが生えていても採ろうとはしないだろうけど、自分の地域に生えそうなキノコとか、山でよくみかけるキノコくらいは知っておくといいかもしれませんね。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )