自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

高千穂遙氏の見解と・・・・

2007-01-11 | Weblog
SFアクション作家で、NHK新書「自転車で痩せた人」、早川書房「自転車日記」も書いているが、彼のブログで書いている。以下に引用。
『ニュースソースの秘匿があるので具体的なことはどうしても公開できないのだが(ああ、隔靴掻痒)。状況はひじょうによくない。実際、今回でてきた試案も、本当はもっとひどい内容になるはずだったらしいのだ。まさしく「車道からの自転車完全締めだし」とか、そこまでストレートにやることを真剣に検討していたという。しかし、疋田さんによる反対運動など、事前の反応を見て、作戦を少し変えた。それが今回でてきた、あきれるほどに杜撰で、陰険な試案である。』(引用ここまで)
 当初は、本気で歩道走行義務化であったようだ。しかし、様子見て「特に危険な車道走行禁止」になってきたようだ。しかし、「危険」の内容が全く示されていない。
 自転車走行禁止は、現行法でも出来る。法改正の必要はない。
 写真は京都4条通りの表示である。歩道は走行禁止。車道は8時から21時まで走行禁止。地元と協議してこの措置をとっている。
 ということは、一体この改正方向は何なのだ。疋田氏も書いていたが、軽車両を歩道に上げて、車道の制限スピードを上げることができるから、ぐらいしかない。 「危険」と警察(公安委員会)が判断すれば速やかに規制できる、という効果か。地元と調整して危険等の判断をするとか表明しているようだが、実際のところ、法律に書くことにより簡単に規制を実施しようとすることしか眼中にないような気がする。また、車にとっての「危険」であり、どうも自転車にとってではなさそうだ。
 とにかく、てっとりばやい「規制」しか考えていない。今の道交法でも対応出来ることが、もっと簡単に出来るようにするでしかない。役人のための改正である。
コメント