広島・長崎で二重被爆、山口彊さんが死去(読売新聞) - goo ニュース
広島、長崎の両方で被爆し、「二重被爆者」として平和活動を続けていた長崎市の山口彊(やまぐち・つとむ)さんが4日午前5時38分、同市内の病院で胃がんのため死去した。93歳だった。
告別式は親族で営まれた。
戦時中、長崎市の三菱重工業長崎造船所に勤務。1945年8月6日、出張先の広島市で直接被爆し、長崎市に戻って9日に再び被爆した。被爆者健康手帳には長崎での被爆しか記載されていなかったが、2009年3月、長崎市が広島での被爆を追加記載した。同年の長崎原爆忌前日の8月8日、吐血して同市の病院に入院した。
まったく知らなかったけど、このような方がいたのですね。
考えてみれば、広島も長崎も造船所など軍需工場があったからこそ投下地に選定されたわけで、造船つながりで二重被爆された方は他にもいたのかもしれません。
それにしても二重被爆しながら93歳の大往生とは…