昨日の記事(読書メモ)に関連して、思ったことを書いてみる。
IT産業は、一般的には「G」の世界だと思われていそうだけど、細かく分類してみると必ずしもそうでないように思う。
まず、IT機器の製造業とITサービス業を分けて考える必要がある。
IT機器製造業については間違いなく「G」である。
携帯電話やPCなどが一番わかりやすいが、最終製品メーカーだけでなく部品メーカーもグローバルな完全競争に晒されている。
一方、ITサービス業については、まずBtoCなのかBtoBなのかで違ってくる。
BtoCについてはけっこう「G」である。
お国柄による特色が無いわけではないが、AmazonやGoogle、Facebookを考えれば明らかなように容易に国境を越えてサービスが広がりやすい。
BtoBのITサービスについては、顧客となるマーケットが「G」なのか「L」なのかに依存する。
製造業のようなGの企業向けのITサービスには、グローバルなベストプラクティスが要求される。
ところが顧客自体が「L」の場合(銀行や官庁などが典型的)だと、案外合理性以外の情実や馴れ合い的な要素で仕事が取れちゃったりするもんなのだよな。
IT産業は、一般的には「G」の世界だと思われていそうだけど、細かく分類してみると必ずしもそうでないように思う。
まず、IT機器の製造業とITサービス業を分けて考える必要がある。
IT機器製造業については間違いなく「G」である。
携帯電話やPCなどが一番わかりやすいが、最終製品メーカーだけでなく部品メーカーもグローバルな完全競争に晒されている。
一方、ITサービス業については、まずBtoCなのかBtoBなのかで違ってくる。
BtoCについてはけっこう「G」である。
お国柄による特色が無いわけではないが、AmazonやGoogle、Facebookを考えれば明らかなように容易に国境を越えてサービスが広がりやすい。
BtoBのITサービスについては、顧客となるマーケットが「G」なのか「L」なのかに依存する。
製造業のようなGの企業向けのITサービスには、グローバルなベストプラクティスが要求される。
ところが顧客自体が「L」の場合(銀行や官庁などが典型的)だと、案外合理性以外の情実や馴れ合い的な要素で仕事が取れちゃったりするもんなのだよな。