冒頭の昌幸と稲のシーンですでにジワリときて、大谷刑部と石田治部のシーンで完全に涙腺崩壊状態でした(T_T)。
三成と信繁の涙は本人のものだったと思います。あのとき時空を超えて山本耕史は石田三成に、堺雅人は完全に真田信繁になっていたとしか思えませんでした。
今回の大河では、先を見通せる神の目をもった登場人物はおらず、皆が先が見えないという中で決断をしていく臨場感が出ているとことがとって . . . 本文を読む
この間多忙で真田丸の感想もまったくアップできませんでした。すいません。じつはこの間いろいろあって、リアルタイムでも観れないことが多かったのです。
ひさしぶりに第34回「挙兵」の感想をアップさせていただきます。
ここへきて薫母上が大変なことになってしまいました。母上におかれましては、今後、ドラマの中で夫と次男が徳川公儀に対する謀反人・罪人になってしまいます。それきり夫とも会うことかなわず、上 . . . 本文を読む
この間あまりにも多忙だったためにブログを放置させていただきました。まったく記事を書けず、コメントへの返信もできずに申し訳ございませんでした。とりあえずブログを放置していた間の真田丸(第26~29回)の感想を、まとめて書いておきます。ついこのあいだ始まったばかりと思っていたら、もう29回。月日が経つのは早いものです。
★秀次の娘隆清院は本当に信繁の側室だったのか問題
真田信繁の側室と伝わる関 . . . 本文を読む
先週多忙で第24回の北条滅亡回の感想を書けておりませんでした。前回と今回の感想をあわせて書きます。
千利休が小田原合戦で一儲けしようと北条側と豊臣側の双方に武器を売り付けていたという設定。これは三谷さんのオリジナル脚本と思われますが、戦争を利用して双方に武器を売り付けて儲けようという死の商人の設定は、戦国よりも現代に当てはめた方がより生々しくリアリティがありますね。ヒ〇リーもオ〇マもその一 . . . 本文を読む
今回は小田原城攻め。いくつか定説を覆すような描き方がされました。まず真田源次郎が、前田利家・上杉景勝・真田昌幸らの北国軍には加わっておらず、秀吉の馬廻り衆として秀吉本陣に詰めていたという設定でした。定説では、真田信繁は北国軍に加わり、それが信繁の初陣だったといわれることが多いです。これは新しい描き方だったと思います。
平山優氏の『真田信繁』(角川選書)によれば、信繁は昌幸や信幸とともに北国軍 . . . 本文を読む
前世で弁護士だったはずの源次郎が、過去に生まれかわって被告席に・・・・・。ツイッターで「古美門先生!」というワードが飛び交っていて笑ってしまいました。
しかし真田源次郎は古美門先生ほど弁は立たず、本多正信の援護射撃によってかろうじて乗り切ったという感じでした。それにしても本多正信の反応は意外でした。いまのところ徳川と真田がいい関係になっているんですが、この後、どう転んでいくのでしょう。
き . . . 本文を読む
遅れましたが、第21回「戦端」の感想を簡潔に書いときます。
沼田領問題をめぐって北条と真田がそれぞれ徳川・上杉を巻き込んで泥沼の抗争を繰り広げてきたのは、これまでのドラマで描かれた通り。いよいよその抗争に最終決着がつく段階になってきました。
私にとっては意外でしたが、どうやら北条家滅亡につながる事件のきっかけをつくった主役ともいえる北条方の武将・猪俣邦憲、また真田方の悲劇の武将・鈴木主 . . . 本文を読む
今週の最大の興味は、信幸がどんな顔をしておこうに離縁を言い渡すのだろう、離縁を言い渡されたときおこうはどんなリアクションを示すのだろう、また離縁された後どうなるのだろう・・・・でした。
信幸の表情はだいたい予想通り。おこうのリアクションは、病気を悪化させて立てないくらいになるのか・・・と思いきや、意外に気丈にたくましく乗り切ってくれました。
真田信幸が本多忠勝の娘の小松姫を迎える前に、真 . . . 本文を読む
GW中に上田に帰省したところ、いまだ見たことのない、観光客の波が・・・・・・。
上田城の前を通ると、観光客の大軍勢。上田城にこれだけの人の波が押し寄せたのは、関ケ原の折に徳川軍3万8000人に攻められて以来なのでは・・・・などと思ってしまった。ああ、これも今年一年だけの現象なのでしょう・・・・。
しかし、どうやら観光客は上田城に集中している。そこで「真田丸」に関係して、上田城から歩いて行け . . . 本文を読む
明日(2016年5月22日)の「真田丸」(第20回「前兆」)の見どころは、本多平八郎忠勝の娘・稲姫(小松姫)を正妻に迎えた信幸が、それまでの正妻であったおこうに離縁を言い渡すというシーンかも。ふつうだったら、とても辛く悲しいシーンのはずですが、こと「真田丸」にかんしては、最大の悲劇が最大の喜劇になりそうな予感が・・・・。はたしておこうの運命やいかに?
長篠の合戦図屏風(部分)
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徳川7000の大軍の前で高砂を踊っても、死の恐怖など微塵も感じなかったであろう真田源次郎。しかし今回は死を覚悟したでしょう。思えば、新府から野盗の群れの中を家族をつれての逃避行、本能寺の変からの人質を引き連れての安土脱出劇、ばば様を奪還するための小諸城潜入からの捕らえられての人質生活・・・・・・・・。ドラマが始まってから、もう危機の連続でしたが、観ている方にとっては、今回こそ源次郎にとって最大の . . . 本文を読む
真田が家康の与力となったからには、北条が真田領に攻めてきたら、北条と同盟関係にあったはずの家康は、北条を助けるのではなく、真田を助けなければならない。
秀吉としては、北条と徳川を引き裂くために、真田をあえて徳川の与力としたという深謀遠慮だったということです。家康は「ついに真田安房守に頭を下げさせたぞ」という嬉しさで、高笑いしていましたが、じつは秀吉の術中にはまっていた? この時点で、家康は、北条を助けて真田と戦うという集団的自衛権を発動できなくなり、真田を助けて北条と戦うという集団的自衛権を発動せねばならなくなってしまっていたのです。このとき既に秀吉の頭の中では、北条を滅ぼす算段がついていたのかも?
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いやー、すっかり製作者サイドの術中にはまって、騙されていました。前回、片桐且元が本当にすまなそうな顔をして、「殿下が家康に真田攻めの許可を与えた」と言い、信繁が血相を変えて止めようと必死になっていたことから、本当に秀吉は家康の真田攻めを支援する決断をしたのだと思い込んでしまいました。あの片桐且元のすまなそうな顔を見たら騙されますよね~。
いったい、どうやって秀吉や家康に真田攻めを翻意させるの . . . 本文を読む
すっかりブログを放置していて申し訳ございませんでした。もともとこのブログ、政治・経済の話題を中心にしていたブログなのですが、最近はすっかり「真田丸」ブログと化しています。時事問題等も十分に書けずに申し訳ございません。さらにこの間、諸事情で多忙であったため「真田丸」も二週連続でリアルタイムで見れないという状況に陥り、感想も書くことかないませんでした。失礼いたしました。
録画視聴の「真田丸」第15 . . . 本文を読む
真田信伊が石川数正を調略するという仰天のストーリー。ただ、石川数正が家康を裏切る気になったのは秀吉サイドの調略が大きかったとは思いますが、それ以外にも少なくとも理由の一つとしては、徳川が真田に負けたからというのはあるだろうなぁとは、思います。真田に勝てないのに、西から秀吉にも攻められて、対真田と対秀吉の二正面作戦を強いられたら、とても家康に勝ち目はないでしょう。泥船が沈む前に逃げ出そうと考えても全くおかしくありません。実際、今回のドラマで描かれたようにあの大地震がなければ、家康は秀吉に攻め滅ぼされていたかも知れませんね。天正の大地震がなければ、もしかしたら徳川250年の日本はなかったかも知れないと思うのもまた一興です。 . . . 本文を読む